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迷惑で人の関係性ができている

子どものようちえんが冬休みに入り、雪も降り積もり引きこもり生活が続いています。

ゲレンデばりの積雪に子どもは喜ぶのかと思いきや、「さむいからおそとにいかない」とインドアを決め込んでいます。


引きこもりで子どもとやりとりを続けていると思い通りに物事が進まない、何かにつけて甘えん坊の子どもにイライラが高まってきます。


朝の食器洗いをしながらポケットマルシェの高橋博之さんとピースコインの阿部さんの対談を聞いていて、

人は迷惑をかけてしか生きていけないし、それが人間関係なんだ

という阿部さんからのお話がありました。


子どもには自分がされて嫌なことを他人にしないようにと伝えていました。その文脈の中で自然とひとにやさしく、迷惑をかけないようにねと話していました。



でも、自分の子どもの頃を振り返ると、迷惑をかけないようにするのがいいことなの?

そう言われてもむしろ反発したくなる気持ちが湧いてきたり、その気持をぐっとこらえたりしていたような感情が思い出されてきました。


そういえば看護師として働いていたときも、やりたいことをしてわがままを言う人たちを支えていたときに感情が豊かになっていました。


迷惑をかけていることを自覚してそれでいて頼れる関係が心地いい関係でした。相手の方を看護しているようで自分も新たな気づきや真剣に没入できる感情をもつことができてやりがいを感じたり、おたがいさまの関係が築かれていきました。


子育ても本質は同じ。


育てているようで親が育てられている。見ているようで見られている。


そうよくお世話になっているお店のオーナーも教えてくれます。


ひとりですることがえらいんじゃなく、頼れる相手がいるのは素晴らしいことなんでしょう。それを言葉に口に出していくことで子育ても楽になってくるといいなあ。




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