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#1 ヨガの資格をとったらまず知って欲しい「ヨガのお仕事」のこと。

ヨガに関する働き方について、あなたはどれだけ知っていますか?

スタジオでクラスを持つことだけが、ヨガに関わる働き方ではありません。「ヨガを伝える」にはヨガに関する知識が大切となりますが、「ヨガで生きていく」には働き方というのは一番重要だと思いませんか?

これを読むと、何も知らないままとにかくスタートするよりも、「ヨガを仕事にする」ということに関して早いうちから色々と知ることができ、選択肢が広がります。

そして、早いうちから準備をすることもできます。
後になって「もっと早く知りたかった・・」と嘆く回数が少しでも減るように、気になる方は是非読んでみてください。

ヨガの資格を取ろうか迷っているという方にも、まずは読んで欲しい内容です。




1.なぜ早く知るべきなのか

そもそも、なぜ「ヨガの仕事」について早くから広い視野を持って知るべきかについてお話しします。


先に言ってしまうと、

時間や労力の損をしないためです。そして、自分の可能性を広げるため


具体的な一つ目の理由は、ヨガが好きだと思って資格を取得した後、先生としての活動をせずにいる人が多いのですが、それはもったえない!!!ということです。

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ヨガの資格を取る際には、あまり触れられない内容ですが、資格を取得した後、実は先生になる割合はそれほど高くないんです。

なぜでしょうか??


そもそも資格を取得した目的が、「好きなものの追求」である人はあまり気にしなくていいです。
そんな方はこちらの記事は読まなくとも幸せだと思うので、記事購入はせず、そのお金を別のことに使っていただきたいと思います。

ですが、ほとんどの方が「ヨガを仕事にしたい」と思ったから資格を取得するために勉強しはじめたのではないでしょうか?


だって、ヨガの資格の費用は全く安くないですよ?
ただの学びにそれほどの大金を払うなんて、なかなかのセレブじゃないですか?

1年の貯金期間があったとしても、結構しんどいんじゃないでしょうか。
それが、もし海外で、だけど日本語で資格を取るとなったら・・・
そんなんじゃ足りませんよね。現地での生活費も必要ですから。
そうじゃないにしても、いてもたってもいられず行動した(ヨガの資格を取得した)のであれば何か成し遂げたいですよね?


資格を取得した後に、先生として活動するに至らない理由はいくつかあります。

(理由1)試験には合格したが、教える自信がない
(理由2)今の仕事を辞めてまで、先生になる自信がない
     (教える不安ではなく、収入面での不安)
(理由3)いざ先生っぽいことをしてみたら、自分には向いてないと感じた
(理由4)自分に合った求人がない


これらを理由に、資格をとった後にヨガの先生として活動をはじめない人は、みなさんが思っている以上に多いです。


そもそも、今やヨガの先生は飽和状態な上に、タレントさんやモデルさんがヨガの先生をし始める傾向がある上、人気が出てナンボ、と言った芸能界みたいな雰囲気になっている部分もあります。
なので、その雰囲気に圧倒される、もしくはガッカリしてヨガの先生を諦める人もいます。
もし今読んでいるあなたが、夢いっぱいでヨガの資格をとった直後だとしたら、この話は少し暗い印象になってしまうかもしれませんが、現実を知る、ということはとても大事です。

ちなみに、先生として活動するに至らない理由に対して、どう解決していけばいいかは話すと長くなってしまうので、別の記事でお話ししますが、
この「先生として活動するに至らない理由」がある人たちがもし、ヨガの先生以外の「ヨガの仕事」を知っていたら、、もしかしたら大好きなヨガの仕事を始められていたかもしれない、と私は思います。


ヨガの仕事について早く知るべき理由の二つ目は、自分の将来の幅を広げることができるからです。
なんでもスマートにやっていくなんてのは無理です。
一つ目のトライが成功するなんてことはなかなかありません。

人生はいつだってトライ&エラーの繰り返しです。

ですがもし、少しでもいろんなことについて知ることができれば、失敗も減るだろうし、うまくいくことも増え、遠回りすることを減らすこともできます。
そして、「ヨガの先生」だけでは限界があるなと感じる前から、ヨガの仕事の可能性について知っているだけで、自分の道を増やすことができます。


なので、これを読んでいる皆さんは、読んで終わりにするのではなく、みなさんのこれからの人生に生かして欲しいです。  


 
 
 
2.ヨガの先生にも種類がたくさんある


実はヨガの先生にも様々な形があります。具体的な例をあげていきますね。

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(1)正社員としてヨガを教えながら働く

大手フィットネス企業や大手に就職し、ヨガの先生になるというもの。会社が経営しているヨガスタジオの店舗で、正社員として働きます。
 
正社員なので保険などの様々なオプションがついてきますが、ヨガのクラスをするだけでは済まないことがほとんど。
受付業務や、商品販売、清掃など他の業務も担当する必要があります。店長クラスになると、商品販売に関しての責任が増えたり、毎月のシフトを考えるといった業務も発生します。
気になる人は「ヨガ 正社員」などで検索してみましょう。
 
毎月の給料が決まっているので、一見安定しているように感じるかもしれませんが、大幅な収入アップは難しいです。

はじめは「仕事がヨガなんて嬉しい」と感じるかもしれませんが、自分のペースで仕事するというものではないので、私生活とのバランスを取るのが難しいと感じる方もいます。


「いつか自分の店を持ちたい、でもゼロからスタートするのは怖いからまずは店舗マネジメントを学びたい」と思う人は幅広い業務を学ぶことができるのでいいかもしれませんね。(個人的にはやりながら学ぶというのもいいと思うので、最初っから店をスタートさせるのもいいと思います)
 
大手スタジオには大抵クラスのマニュアルがあり、どんな風にやるかというのが決められていることが多いです。
なぜなら、クオリティコントロールと言って、どの店舗でも同じサービスが受けられるよう、生徒さんが安心して利用できるようにするということを大切にしているからです。 
 
マクドナルドの味は、どこの店舗に行っても、誰が作っても同じ味ですよね?だからどこの地域に行っても、裏切られる心配なく安心して食べることができますよね。
その、「変わらない安心感」を守るために、大手ヨガスタジオはヨガクラスに関して決められていることがあります。
なので、自分らしさを表現するのが難しいという側面もあります。


それが少し息苦しく感じ、辞めてしまう人も中にはいます。
せっかく大好きなヨガなのに、自由にできなかったらちょっと残念ですよね。



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(2)業務委託契約をスタジオと結び、フリーランスとして働く(個人事業主)


聞き慣れていないと難しく感じてしまう方もいるかもしれないですが、
フリーランスで活動している自分が、スタジオと契約してクラスを担当することです。
「業務委託」という言葉の通り、スタジオ側が「ヨガを教える」という仕事(業務)を、誰かに頼んで(委託)います。

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