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はっと自分が傲慢だったことに気がついた

この2ヶ月ほど
仕事が忙しい日が続いていた。
毎日追われるように仕事をこなして、
今月の頭にようやく落ち着く事ができた。

寝不足でしょっちゅう立ちくらみが起きていたし
体の疲れが溜まっていたから、
その後はあえて
仕事をセーブして過ごしていた。

そして一昨日のこと。
突然はっと気がついた。
——私は傲慢だった

目まぐるしい忙しさが続いていると
自分はすごく重要な仕事を任されている
気分になってくる。
そうすると自分にしか
この仕事はできないという気になって、
自分は唯一無二の存在と感じなくもなくて、
結果自分は偉いと勘違いし
傲慢な態度を取ることに
繋がるのではないだろうか。

しかし冷静になってみると
仕事って替えは効くわけで、
誰がやるかってだけ。
自分がやらないなら
他の人がやればいい。

仕事をする→結果を出す
この流れは誰がやっても同じだ。
個性を出すならば
どうやってやるかって部分になる。
でも今はただ単純に
仕事を終わらせることが
ポイントだから
この個性は重要ではない。

唯一無二の存在というのは
多岐にわたる能力を持つ個人
だと私は考えている。
その組織や集団の中で
唯一無二というのは
ちょっと違うと思う。

その人にしかできない
仕事の仕方って実は大問題で、
その人に何かあったら
仕事はストップしてしまうということ。
どんな仕事をしていて、
どうやって作業を進めていて、
進捗はどの程度なのかを
見えるようにしておく必要がある。
だから組織、集団の中で
唯一無二になることは危険を孕んでしまう。
これが属人化だ。

気がつけてよかった。
冷静になれてよかった。
ちょっと勘違いを始めてしまっていた。

気がついたとき、
ものすごく恥ずかしい気持ちになった。
——偉そうだったんじゃないかな?
——変な事言ってしまったんじゃないかな?
不安は尽きない。

やはり心に余裕は必要だ。
よく寝て、
よく食べて、
よく笑うこと。
人間として当たり前のことを
当たり前にすること。

こうして自分で気づけるほどに
回復したことが嬉しい。
休息を定期的に取ることはとても大切。

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