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愛知・渥美半島『和味の宿 角上楼』。 レトロでモダン? 魚介の宝庫の大人気宿

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お宿謹製・3種の珍味登場!
三河湾の幸をお家で

 渥美半島ってドコやっけ?という方も、日本地図の真ん中あたり、太平洋に向かって両腕を伸ばす蟹の左腕といえば思い出せるだろうか。
 巨大ガニがその両腕で抱く三河湾は魚介の宝庫。その海の幸を存分に味わえるのが、こちら。私の大好きなお宿『角上楼』だ。
 昭和元年創業。廃業寸前だったのを三代目・上村純士さんが、奮起してテコ入れして大人気宿に!
 千坪もの広い敷地に客室は10室のみ。昭和レトロな渋い数寄屋の本館と、とびきりモダンなメゾネットの離れが混在しているのがユニーク。メチャクチャスタイリッシュな部分と、放し飼いのネコが玄関で昼寝してたりする、のほほんとした雰囲気と…。訪れる度に新たな顔が見える宿。私はもう10数回も訪れているけど、まったく飽きることがない。
 何より、亭主自ら包丁を持ち、三河湾に揚がる天然物の極上トラフグやノドグロや、コチ、桜鯛などなど、折々の旬魚を、一工夫、ひと味違う味わいにて供してくれるのだ。私の大好物、貝類も日本一の産地と豪語するほど豊富で、大アサリやハマグリ、タイラギ、アオヤギ、赤ニシ貝。今なら岩ガキや高級本ミル貝も揚がってる頃だ。
 ああ、食べに行きたひ。と思っていたら、「お出掛けがままならぬなら、お家で角上楼を味わって」――と、お宿謹製の美味なるセットが届いた。名付けて『海宝味詰め合わせ』3種セット(6000円)。その中身は――。

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●朧味(おぼろみ) 天然真鯛や平目など地魚を贅沢におぼろに仕立てて。緑鮮やかな山椒の粒がピリリとアクセントに。「イカのお造りなどに和えてみて」とのアドバイスに従って吉と出た。スーパーの普通のイカがとんでもなく美味しくなった!

●汐美留(しおみる) 地元で揚がった白ミル貝をワタと和えて塩辛風に。潮の香りが迸るようで、日本酒がなんぼあっても足りません!

●福松葉(ふくまつば) 天然トラフグの身と皮を、極上真昆布と和えて、たまらない贅沢な酒のアテに。柑橘の搾り汁を垂らせば、もうこれだけで何も要りません。至福。

☆ほかにも直送品あり。
●特大岩ガキ詰め合わせ(6コ入り4200円~)
●伊良子産ワタリガニ満喫セット(4800円~)※ともに8月頃まで。

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夏には、風流に中庭でホタル鑑賞の夕べが恒例。その頃には、旅ができて、皆さんに訪れてもらいたいな。いまは、大好きなお宿の苦境をちょっとでも、海の幸セットで応援するしかない! どうぞお家酒のアテに是非!

和味の宿 角上楼(なごみのやど かくじょうろう)
●愛知県田原市福江町下地38 
●電話 0531-32-1155
https://www.kakujoro.com/

角上楼オンラインショップ
https://torafugu.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2616387&csid=0



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