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ホエルオー展覧会【デッキリスト集】

例えば、画像がいくつか並んだツイートがある。
ホエルオー、セグレイブ、リバーサルエネルギー。
それに一言、
「これ、強いんじゃないか!?」
と添えられている。

あー、確かに強そうだと思う人もいるだろうし
本当に強いのか?と思う人もいるだろう。

私ならまず最初にこう思うだろう。

「本当にそれってデッキにできるのか?」

1進化と2進化の組み合わせ、デッキエンジンも含めるとデッキ枠は足りるのか?
サポート、グッズ、スタジアムは何がどれだけ必要なのだろうか?
そうやって出来上がったそれは戦えない紙束ではないのだろうか?
どんなデッキに強く、どんなデッキに弱いのだろうか?

だから私はデッキリストが見たい。


今回、私がたくさん作った(100を超える)ホエルオーのデッキの中から、デッキの型ごとにデッキリストを紹介していく。
同じホエルオーのデッキでもいろんな形があることを眺めて鑑賞してもらえればいいと思う。


自己紹介

過去に作成したnoteを並べて自己紹介と代えさせていただく。
各々、違った時代に作成したホエルオーのデッキを紹介したものである。

パラダイムトリガー期

スカーレット・バイオレット期

スノーハザード・クレイバースト期

ホエルオーの基礎知識

ホエルオー

かわいい

今回紹介するホエルオーのデッキは上のジャンボサイズホエルオーを使用したものである。素のHPが200、特性でダメージ-30なので実質耐久230ある、非常に硬いポケモンである。また、ワザは素点120点で特殊エネルギーが付いていれば120点追加の240点出る、非エクながらに大ワザである。

基本ダメージ計算

240 + 90 = 330

スペシャルウェーブとげっこうしゅりけんでVMAX、2進化exを倒す方程式

250 + 40 + 40 = 330

レッスンスタジオスペシャルウェーブとリベンジパンチ2回で悪リザードンexを倒す方程式

経験則

  • スーパーエネルギー回収は3枚以上

  • 基本水エネルギーは7枚以上

  • ふしぎなあめは3枚以上必要だが、セゴールがいれば2枚まで減らせる

  • カイからサーチするためにボールは各最低2枚あればよい

セグレイブ軸非エク型ホエルオー

リファイン型ホエルオー

FwFkbf-FVR49Z-VfvVkk

リファインとかくしふだによって必要パーツを手札に集める型。エネルギーに触れにくいので、はげましのてがみを採用して基本水エネルギーを集められるようにしている。古代の咆哮収録の大地の器を用いてリメイクできるのではないかと期待している。基本的に後攻をとってバトルVIPパスとカイを用いてフル展開をしてから動き始めたい。カイを連続でうてるかどうかが勝敗を左右する。

わざしのかまえ型ホエルオー

cKc8x4-j3jTwZ-Gx4cD4

リファイン型と発想は同じだが、引ける枚数が多いこと、ミジュマルが水タイプであること、ヒスイダイケンキがサーナイトやミュウに弱点をつける悪タイプのアタッカーになりうることがメリットとして挙げられる。逆にデメリットはハイパーボールを採用しなければならないので手札が少なくなりやすいこと、ふしぎなあめに依存するので不安定であることである。

わたはこび型ホエルオー

LHg6nN-4mIXNO-9gLQ9Q

エネルギーにどれだけ触れられるかがホエルオーの課題であった。そこをワタシラガの特性で直接サーチすることにより解決する。かくしふだが山を引いてカイなどを探す唯一のドローエンジンになるので、かがやくゲッコウガが必須で、また頂への雪道に弱い。基本水エネルギーも多くはないのですぐ山札のエネルギーはなくなりワタシラガが置物になりがちである。

ビーダル型ホエルオー

基本構築(ホシガリスあり)

w5FkVV-3Bz1b5-kffVF1

ナンジャモ、ホシガリスビーダルでデッキをぐるぐるして必要なパーツをかき集めていくコンセプト。前回のnoteで紹介した構築を数枚変更したものである。雪道で相手を止めつつ、自らは手札を安定させて戦うことができる。

基本構築(ホシガリスなし)

2pM3yM-5wUpEO-pXU2pX

ホシガリスを抜いた場合、ビーダルでのドローが詰まってしまわないようにサポートで補助しつつたくさんドローして必要なパーツを集める必要がある。そこでクララはすごいつりざおに代わり、ヒガナの決意を採用することで安定させることができる。げっこうしゅりけんやロストマインへの耐性を考えるとホシガリスはいない方がいいので、できる限りホシガリスなしの構築にしていきたい。

雪道クラハン採用(ホシガリスあり)

GDx8aD-7VmKIf-xccxKx

悪リザードン1点読みの構築ではあるが、ホエルオーは基本的に悪リザードンに勝てないので重く見てもよいと考えられる。クラッシュハンマーを使用することで手札が減るのでビーダルでドローする量が増えるというシナジーがある。悪リザードンとの戦いを考えると継続的にホエルオーを立てる必要があるので、クララを採用したいことからホシガリスを採用している。

リベンジパンチ採用(ホシガリスなし)

F1VVf5-F88AS6-5FkwbF

リベンジパンチを用いて悪リザードンを突破する方程式にのっとることにより、ホエルオーを継続的に立てる必要がなくなり、クララを採用しなくてよくなったのでホシガリスを不採用にして構築した。すごいつりざおを採用してクララを不採用にしたことにより、基本水エネルギーの回収を間に合わせるためにはスーパーエネルギー回収を4枚採用する必要がある。

セグレイブ軸その他ホエルオー

ピジョットex型ホエルオー

8DYxcD-BlecIb-caYxaK

非エク的なシステムであるピジョットexとの組み合わせをなんとか成しえたものである。後攻をとってバトルVIPパスとカイから展開する。リバーサルエネルギーを直接サーチできるので、特殊エネルギーに触れられない問題を解決することができる。

ピジョットex型アクロマ軸ホエルオー

LHnH6Q-cZhXww-LinNNg

ピジョットexを立てるのに有用なアクロマの実験を採用し、ロストがたまるからウッウを入れた。ホエルオーで削りきれなかった分を最後にウッウで削りきるという展開もあり、とても楽しいデッキである。

神鳥型ホエルオー

Kc8a84-7IqHmZ-DxxcYx

神と手を組んだホエルオー。ピジョットexやセグレイブを立てるのが容易になるがベンチ枠とデッキ枠がかつかつでアルセウスが負け筋になりやすい。ピジョットexが必要な札をピンポイントでしか手札に加えられないので、手札が細くなりやすく、心もとない。それにもかかわらず手札補充系のサポートを入れる枠がない。

最速パルキア型ホエルオー

X2y2XM-x1QxnQ-U3pMMU

イキリテイクでぶんまわし、パルキアのスターポータルから最速で殴りだすことを目指したデッキである。このデッキを作成した段階でホエルオーの打点不足、それに起因する悪リザードンへの不利さを痛感し始めた。

パオジアン型ホエルオー

VfkFd1-kf7jav-155V5w

この型はかなり研究した末にこの形が最良に近く、その上でホエルオーとしての強さよりもパオジアンとしての弱さが色濃く出るというのが私自身の結論である。悲しい事実だが、ホエルオーを抜いたほうが強い。また、このデッキでホエルオーを活躍させることは難しい。したがってこの方向での研究は打ち切った。パオジアンのサポはカイだけで十分であり、それをグッズで支えてあげるのが最もよい。1ターン目に使ったカイを2ターン目も使いまわす考え方をするなら、クロスシーバーは非常に自然に採用されるであろう。悪リザードンに対してはパオジアンの青天井により非常に強く出ることができる。

その他ホエルオー

最速パオジアンパルキア型ホエルオー

iH6Ngn-6nqTQd-LLgLQg

非常に単純な、最速でホエルオーあるいはパルキアを起動させるデッキである。セグレイブを採用しないことにより負け筋が少なく、また、早く動くことができるので、相手の盤面が完成する前に征圧することができる場合もある。

シャリタツ型ホエルオー

FVF1ww-4BdEbC-wkvf5V

シャリタツのしたじゅんびでホエルコに基本水エネルギーをつけてそのまま順にホエルオーで殴っていくデッキである。純粋なホエルオーの力が最も試されるデッキであり、このデッキでその打点の足らなさ、耐久の足りなさから悪リザードンに勝てないことを痛感した。

おわりに

PTCGLでデッキを複製しては調整し、複製しては調整し、気づけば100を超えていた。
その一部を紹介したが、ホエルオーはこれで終わりではない。
悪リザードンのシェアは一時期に比べれば落ち着いたし、これから新弾が次々に出る中で強化されていくことが期待される。
新たなホエルオーに向けて、まずはこれらのホエルオーたちをしっかりと鑑賞しておこうではないか。

最後に、私を支えてくれた身近な人、遊ぼうというたびにホエルオーの練習に付き合ってくれた友人、そして、これからも強くなっていくホエルオーとこのデッキへの感謝の気持ちを込めて、この記事を締めさせていただく。

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