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またケトジェニックダイエット

夫に合わせてまたケトジェニックダイエットを始める。とほほ。私としては、冬場に入って体重が少し増えたが、血圧も安定しているし、毎日走れるコンディションだし、ケトをする必要性は余りないのだが、夫の間食だらけのだらしない食生活は、本当に喝を入れる時期に突入しているのだった。

そもそも、夫は、ちょこっと食べては、また食べと、間食をして命を繋いでいる人なのだ。食事の時間なので、お腹の空き具合を聞いて、食事を作ろうとするのだが、返って来る答えが、「今お腹が空いてないから。要らない。」と言う。毎日がこうなので、私は、夫に夕飯しか出さない事にしたのだった。(なぜか夕食は決まった時間)

時間通りに食べる、私の育った環境とは全く違う環境で育っているので、あえて本人の好みに合わせるようにした結果、夫は、健康崩壊寸前になっているのだった。

ケトジェニックダイエットとインターミッテントダイエットのコンビネーションは、夫が抱える問題である、食生活の乱れから起こる肥満の救世主。実際に体重を10㎏くらい落とした私はそう強く思う。

第一回目の食事はこんな感じ。基本1日2食。↓

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夫には、中性脂肪の問題があり、先に書いたように、摂食障害の様な症状もありで、とにかく、今取り組むと、取り組まないでは、後の寿命の差が5年~10年ってくらいかな?と私は思ってる。心臓発作で急死や、最悪、脳梗塞で、半身不随と言う事にもなりかねない。(この方が本人は辛い)

人間、何か最悪な事が起こってからじゃないと、行動出来ない人は沢山いて、私の母がその代表的存在だった。けど、病気になってからも、タバコはやめられないと頑固だったため、老人ホームに入ってからタバコは辞めたものの、最後は血管がボロボロになって、足の壊死が始まり、痛い思いをして亡くなって行った。

親は反面教師。私も血管の問題があるので健康には気を付けている。私が気を付けてる、一番のポイントは、糖質摂取の制限と、間食をしない事。食間をできるだけ開ける事。私も夫と同じく、間食は、私の弱点!である。甘いお菓子や、スナック菓子に弱い。笑 今週から始まるケトジェニックダイエットで、リセットが出来ると良いなと思っている。

自らの経験から学び、間食と言っても、私の場合、グレースムージーだったり、フルーツだったり、ナッツだったり、チーズだったり、ケトジェニックダイエットを推奨する、ドクターバーグが良いと言ってるものは比較的体によさそうな気がする。が、たまに夫の真似をして、コーンチップスなんかを食べてしまう。これは本当に良くないのだと、体重計に乗るとすぐ分かるのだ。笑

今流行の、グルテンフリーダイエットも、ケトをやってみて、あれは、グルテンアレルギーの人には、アレルギーがあるが故に理にかなった食事かもしれないけど、アレルギーがない人達にも意味があるのかな?とよく考える。

私もパンを自分で作っている立場で、恐れずに言えば、普通のパンも米粉のパンも全く同じ糖質。糖質は控えた方が良い。が、本音。もっと言わせてもらうなら、同じパンでも、砂糖や脂質が入ったパンより、ヨーロッパの伝統芸である、ハード系のパンが好ましいと思う。ハード系のパンの材料は、小麦粉、イースト、塩、水ととてもシンプルだ。

そもそも、グルテンを出すためのイーストを何故グルテンフリーの米粉に入れるのかが謎だった。笑 ざっくりで恐縮だが、説明を読んでみると、おそらく、米粉の糖質と、イーストが反応してグルテンは出せないものの、ガスを出すので、それでふっくらしたパンの様になると言う事の様だ。

ここで、はっきりと宣言するけど、私のやってるお惣菜パンの研究は、健康のためにそれを作ってないと言う事。あくまでも、食文化的な興味からと言う理由であると言う事。お惣菜パンと言う、日本独自の味付けパンの研究なのだ。羊羹やまんじゅうのバリエーションみたいなものだと思ってくれたらいい。ある意味、食文化の研究だと自分では思ってる。

もし、健康でありたいのなら、お惣菜パンはお楽しみの一品 と言う立ち位置であって欲しい。これは私からのお願いでもある。毎日喰ったらアカン!と言う食べ物だと言う事を忘れないで欲しい。

矛盾と言われようが、なんと言われようが、これが私の結論だからしょうがない。グルテンフリーのピザと同じで、「健康でいたいなら、ピザそのものを食べない方が良いんじゃないの?」と言う事だ。グルテンフリーだからと言って、ピザがマジックフードに変わる事はないっという事。

ココを良く勘違いする人が多い。ピザは美味しいから食べるのであって、健康的だったら、炭水化物>脂質>タンパク質>野菜(ほぼなし)のピザを食べて、ビールで流し込まないだろう。笑 食べ物と言うのは必要な分、つまり、健康的な分量より多く栄養分を摂取すれば、身体はそれなりに、悪い方向へ反応するのだと私個人的には思う。

グルテンフリー=ヘルシーと簡単ではなさそうだし、そもそも、米粉を作る段階で、色々の工程が入ると言う事は、使用するお水、エネルギーの事を考えれば、エコでもないし。

更に、グルテンフリーがそんなに良ければ、何故そのまま、玄米を食さぬか?って思うくらい、グルテンフリーと言うと、私の中では玄米飯なのだ。グルテンフリーにすることによって、関節の痛みなど、穀物を食べ続ける事で起きる問題が消えると言う研究結果があるらしいのだが、グルテンに対する大なり小なりのアレルギーがある人達は、ヨーロッパの人に多いらしい。日本ではどうなのかは知らないが、そういう事だ。

欧米人はご飯やポテトの様な水分の多めの炭水化物を重いと感じる人が多い気がしてる。(うちの家族など)なので、欧米人は食文化的に、小麦粉をイーストで発酵させ形を整え、パリと焼き上げるパン文化が長く栄えてるのかしらね?と思うのである。彼らは、何百年もパンを食べてきているのだ。

しかし、日本人はどうなんだろう?何百年も米を炊いて米で生きて来ているはず。クロスオーバー的な米粉のパンが流行る背景って、こう言う事なのかな?と思う。パンでもないし、ご飯でもないって感覚?

米粉のパンは邪道だと言ってるわけではない。めっちゃくちゃ端折って言えば、米を生産する側が、白米ばかり作らないで、玄米がもっと手ごろな値段で食べられるように沢山生産したらいいのに。と納得いかないだけなのである。沢山玄米を作れば、玄米の価格は安くなるのではないかしらね?と言う事だ。

まあ、私の様に玄米が大好きで、玄米信者がそう思う事だけなのかもしれないけれども、白米の甘みの強すぎるお米より、繊維質たっぷりの玄米の方が体にいい気がするのは、何も私だけでないはず。そして、江戸時代のダイエットは白米より玄米だったのだろうし。昔ながらのダイエットでも良いのではなかろうか?なんて思ったりするのだよね。

食べるものは、その人個人の問題。好きなら、そう信じるのなら、それを食べ続けて良いと思う。あえて否定しなくってもいいエリアの問題であるのは承知で、なんでやろ?と思うと言う、素朴な疑問なのだと言う事。他人の食生活に関しては、否定も肯定も、私には出来ないものなのだ。





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