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霜月入ル

来年のえべっさんに参加していただく巫女の割振をしていたら、
いつの間にやら、霜月へと暦が移っていた。

僕は、自分の管理が非常に苦手だけれども、他人の管理は案外得意で、
シフトの権限が与えられた時には、細やかで無駄のない人員配置を心がけている為、共に働くスタッフからの評判も良い方だと思う。

昔、某焼肉屋さんで店長代理業務を任されていたことがあったが、
その際にも、シフト作成能力を駆使して、大変効率が良く、スタッフ間のバランスも良いシフトを組んでいた為に、皆モチベーションも高く、充実した毎日を送ることができていたなぁと、思い返すだけでも楽しくなる。

ただ、シフトを自由に組めていた時というのは、あくまでも会社の予算を使って、
もちろん制限はあるにしても、本当の意味での責任がない中で割り振りをすることができたから、思い切ったシフトも組むことができていたのかなと思う。

実際、巫女さんの配分を考えている中で、私がお預かりした役目に対して、
限られた予算が与えられている中、ただ単純に配役をすれば良いわけではないなぁと、あれこれ悩みながらエクセルで作った表を埋めていく。

でも、僕はこの悩みながら人員配置していく時間が、案外好きだ。


配役を決めながら、それぞれの巫女さんのことを思い浮かべていると、
想像が色をつけて勝手に動き出す感覚がして、それぞれの温度感を感じることができる気がするので、その時間が楽しくって仕方ない。

えべっさんまで後2ヶ月と少し。

力を出し切るように、稽古を重ねていかなければ、と
力強く思った霜月の朔でした。


私の為に注いでくださった想いは、より良い創作活動への源泉とさせていただきます。こうご期待!!