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学生の僕が本気で感じた、NGOと企業の連携の必要性 ~G7広島にて~

こんにちは、オシンテックに学生インターンで参加しているケイです。
実は先日1年間のフランスでのビジネス留学から帰ってきました!
そんな帰って間もない時に、ちょうど日本の広島で、G7サミットが開催されました。

我々オシンテックもG7に関わろうということで、広島青少年センターで行われたイベントにO-sのミキさん、マサトさん、ケイで参加してきました。


O-sことオシンテックメンバー



僕たちのイベントの一つとして、NGOの長島美紀さんとオシンテックCEOのマサトさんの二人が対談を行いました。

学生の身としても対談の内容が面白く、学びが多かったので、noteに書かせて頂こうと思います!

内容としてはPart1は 株式会社とNGOの関係性 、Part2は 株式会社とNGO双方が思う今後の時代で必要な力 について書いていきますので、ぜひ読んでいってくださいね〜!ではPart1スタートです!


NGOって?


そもそも皆さん、NGOとはどのような組織かご存じですか?

実はフランス留学中にNGOにインターンをする学生と何人か会いました。「彼らはビジネススクールの学生なのに企業でなくNGOで働くのかぁ」と思った記憶があります。

そうです、僕もNGOについてあまり知らないのです(汗)
なので!僕もこの際にNGOの定義を調べてみました。外務省のホームページによると…

NGOとは,Non-governmental Organization(非政府組織)の略称で,もともとは国連の場で政府以外の関係組織を示すのに使われていた言葉が広まったもので,最近では,NGOは開発,貧困,平和,人道,環境等の地球規模の問題に自発的に取り組む非政府非営利組織を指すのに使われています。 

外務省ホームページより


と書かれています。この文章を読むと「NGOは地球規模の問題解決に向かって自発的に取り組んでいる組織」ということが分かりますよね。


NGOと企業はどちらかというと対立関係?


地球規模の問題解決に向かって自発的に取り組んでいる組織であるNGO。

それに対して現在世の中にある組織の大多数は「企業」ですよね。企業活動のメインとしては「営利の追求」があります。

近年では、利益を追求するあまり、大量生産や、その生産過程での強制労働問題や人権侵害問題に関わる企業が話題に上がることも少なくありません。

企業という大きなくくりの中でも、そのほとんどが「株式会社」という類の形で、オシンテックもその一つです。「営利を追求する企業、株式会社」と「問題解決に向かって自発的に取り組んでいるNGO」は対立関係にある、と登壇したお二人は感じられているようでした。

正直僕はまだ社会に出ていない若造なので、そんなことは考えようもなかったのですが…対立関係になりうることも、双方の活動内容を見るとたしかに想像できますよね…。        



NGOに共感する企業ってあるの?


対立関係にあると言われるNGOと企業であるといっても…既にNGOと同じ志を持って問題解決に取り組んでいる企業を指す言葉はないものか!?
と思ったので調べてみると「社会的企業」という言葉を内閣府のホームページで発見しました!

「社会的企業」という言葉は平成21年に登場していたみたいです。僕が子どもの時に流行った言葉のようですね~!

「社会的企業」とは

・社会的目的をもった企業。株主、オーナーのために利益の最大化を追求するのではなく、コミュニティや活動に利益を再投資する。

・深く根ざした社会的・環境的課題に革新的な方法で取り組む。

・規模や形態は様々であるが、経済的成功と社会・環境課題に対して責任を持つ。

・革新的な考えを持ち、公共サービスや政府の手法の改善を支援する。また政府のサービスが行き届かない場所でも活動する。

・企業倫理、企業の社会的責任の水準をあげる
である。(中略)…数は多くないが、株式会社の形態をとっている社会的企業もある。

内閣府ホームページより

らしいです!社会的企業が日本中に増えれば、NGOと企業はより歩み寄れるのではないでしょうか。社会的企業の数が増えれば、NGOと企業の間にある壁も徐々に取り除かれ、関係がよりよくなると思うんです。

そしてオシンテックもそのような社会的企業を目指しているということは、学生インターンの目からでもよく分かります。


NGO×企業の可能性


僕はNGOと企業の関係がもっと密接になっていく必要があると思います!

様々な難題が地球に降りかかってくると言われる、これからの時代だからこそ、NGOと企業って手を取り合うべきだと思うんです!
登壇した長島さん、マサトさんのお二人もそのようにお話していました。

だってNGOは地球上の諸問題に対する膨大な知見を持っているのです。ほとんどの企業にはそのような専門的な知識はないでしょう。

それに対して企業は製品やサービスを通じて社会に貢献できる可能性を持っています。

お互いが手を取り合う。
NGOが企業を知識の面でサポートし、企業がそれを活かして生産活動を行えば、より多くの消費者に受け入れられる企業になり、企業としても成長できると思うのです。

そして企業活動の中で引き起こされる社会問題や環境問題が解決されれば、「地球規模の問題解決に向かって自発的に取り組んでいる組織」であるNGOが目指す世界に近づくのではないだろうか…と思うのです!

つまりNGOと企業が手を組めば、互いにwin-winな関係になるのではないでしょうか。



最後に


今回の対談を聞いてNGOについてもっと知りたい!と個人的に思い始めました。今後の時代、ビジネスを学ぶだけじゃだめだと個人的には痛感しました(汗) まずはNGOでインターンをしている留学先の友達にNGO活動について聞いてみようかな、なんて思っています!

次回Part2は「学生、G7広島にてイノベーションを使いこなせる社会人になろうと決心する 〜株式会社とNGO双方が思う今後の時代で必要な力〜 」について書いていきます!ではまた次回!


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