青春時代の甘酸っぱい恋②

私を写したそのケータイが

爽のケータイだってなぜわかったかというと

その日の夜、爽からLINEの追加とメッセージ

と共に私の写真が送られてきた。

爽は、バスケ部で

小学校から上手いと噂の有名人だった。

名前の通り爽やかで、笑顔が素敵なザ・好青年

って感じ。私には手の届かない憧れ的な存在で、

いつもクラスの中心的にいて人気者だった。

LINEが来た瞬間私はドキドキして焦った。

だって爽の写真フォルダーの中に私がいるんだ
もの。

私はすぐに、ごめん消しておいてほしい〜🙏🏻💦

と慌てて送ったのを今でも覚えている。

それが爽とのLINEのやり取りの始まり。

私は人見知りが凄くて、学校では緊張して男子と話すことも目を合わすことすら出来なかった。

爽も同じく女子には人見知りだったみたい。

それからというものの私たちは学校では話さず

LINEでの秘密のやりとりをするようになったー。

---続く---

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