8年間かかさずお祝いしてる愛犬の誕生日が嘘かもしれない
はじめまして。犬を溺愛している大学生です。
超絶プリティなうちの子に関する、自分にとって(もしくは今読んでくれている方にも)衝撃だった事実を書きます。
誕生日が嘘ってどういうこと?
正確に言うと、8年間かかさずお祝いしてる愛犬の誕生日が嘘かもしれない事実があるということです。
売れ行きが良い幼い時期に少しでも早く出荷させるため誕生日を偽る。という事実です。
もちろんそれは一部の悪質な繁殖業者によるものであり、うちの子が必ずしもそのルートを通ってきたとは断言できません。
※今年6月の改正動物愛護法により犬や猫の販売を生後8週間まで原則禁止となりました。(2020年9月現在)
当時の私は何も知りませんでした。
知らなさすぎました。
お察しの通り、うちの子との出会いはペットショップです。
当時中学生の私は友人と別れた途端、置き勉禁止の重いリュックサックを揺らしながら、人の目を少し気にしつつ全速力で帰宅していました。
生きていく上でできれば走りたくないと思っていた自分が「会いたい」という気持ちだけで走ったことに驚きです。
何もかも知らなさすぎた私にとって飼ってからの生活はギャップの連続でした。
「ずっと寝てるし構ってくれない!」
「お気に入りの服におしっこかけられた!」
家族の中でこれまでに犬と暮らしたことがなかったのは末っ子の私だけでした。
本当は家族全員が犬を飼うことへの幸せと難しさのギャップが埋まった状態で迎え入れるべきだったでしょう。
複雑な思いはありますが、そこに迎え入れたことへの後悔は一切ありません。
そんなうちの子の定番ご飯はドライフードにササミ肉を混ぜたものです。
なんと、安いムネ肉を食べてる一人暮らしの私よりいいお肉を食べてます。笑
そして7月28日の愛犬の誕生日。
いつも幸せだなぁって気持ちをくれてありがとう。
今日は特別美味しいって思ってもらいたい!
そんな「特別な日だから」と奮発してササミ肉から脂身の少ない高級ビーフへ超グレードアップします。
それが、その誕生日が嘘かもしれないんです。
そんな可能性を知った2年前からの7月28日には、
『もしかしたら本当は今日じゃないのかも』
という気持ちを抱えて祝うことに苦しさを感じました。
20歳を超えて自分の誕生日なんてどうでもよくなったのに。笑
それがきっかけとなり生体販売ビジネスや保護活動への関心が高まりました。
知れば知るほど、気持ちは暗くなって胸が締め付けられるような事実がありました。
ペットショップでこの子を迎え入れた自分だからこそ知る責任はあると考えています。
保護犬は可哀想で、保護団体は怖い?
「保護団体っぽい人が、有名人のペットを飼った投稿に攻撃してて怖かった」
「っぽい人」はとても危険な言葉ですよね。
そう思いつつも、その発言のニュアンスを理解してしまえた自分も実はいて。
自分の意識の問題といえばその通りです。加えて一面だけが全てのように見えてしまうSNSの特徴がその曖昧な意識を補強させてしまっているのかなとも思います。
犬に関しては動作や顔の一面だけを切り取った姿を頻繁にSNSで目にします。
その姿は大好きで癒されますが反対に、保護犬はSOSを出しているような一面が目立ちます。その姿を見ると可哀想だと感じます。
しかし保護犬カフェに伺ったとき、そこに暮らしていた保護犬たちは可哀想なんかではありませんでした。
かっ・・・かわいい・・・!!!
もう入店時からテンションぶちアガりです。実家から離れ一人暮らしでこのモフモフにずっと飢えてました。私の経験的にモフモフ、毛が生き生きとしている犬は居心地よく健康的に暮らしている子です。
保護団体さんが非常に長い時間をかけてこの子たちと向き合ってきたのだと明確に感じました。
スタッフさんが明るく話しかけてくださり質問に真摯に答えてくださったことがとても嬉しかったです。ゆっくり穏やかな時間が流れるようなとても居心地がいい空間でした。
暗い面があることは事実として知った上で、SNSとそれをよく使う人にこそ保護犬が今を生きているポジティブな方の面をもっと発信したいと思いました。そしてそれを支える保護団体さんのことをより広く高い解像度で知ってほしいと強く思います。
おわりに
正直、ペットショップが完全に悪だと言い切れる判断はついていません。
ホームセンターに行くと犬の姿を必ず見に行ってしまいまう自分もいます。
自分はひとりだけど、立場はいくつかあって、答えをひとつに決めるのは非常に難しいです。
まだまだ時間はかかりますが、自分自身が納得できるまで考え続けます。
宣伝です。
明日から保護犬に関するプロジェクトを成功させるためにクラウドファンディングを行ないます。
クラウドファンディングで直接支援金を集める方法もあります。それはもしかすると関心の薄い人には届けづらいのかも知れません。
だからこそ今回は自分と同じSNSを頻繁に使用する大学生へ向けてSNSの特性をいかした発信することを最優先としました。
本プロジェクトを知った方が、将来犬を飼いたいと思ったときに保護犬を引き取るということを選択肢として持ってもらえることを願って活動します。
限定公開URLをこっそり公開します。
共感賛同していただけた方、支援拡散をしていただけるととても嬉しいです。
Twitterの方でも活動を報告していきます!はじめたばかりでフォロワーさんが少ないのですが、よろしければフォローお願いします。
《発信内容の責任は本プロジェクトにございます。》
♡を押すと私が伺った保護犬カフェさんの店名が表示されます!
気になった方はぜひチェックしてみてください。