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【戦慄怪奇ファイル コワすぎ!】“リアル系”口裂け女のコワすぎ名場面を徹底考察!

光と闇の腐女子ユニット・テラハセによる、自沼への引きずり合いトーク・推し問答。今週もはじまります! どうも、闇担当のテラウチです。
編集・ライターやってると、無記名の原稿を書くことがほとんどだったので、名乗りから始まる記事ってやつを一回書いてみたかったんですよね。やだ、これ楽しい😊

先週は光担当のハセガワくんが『らんま1/2』を推してくれました。

『らんま』は小・中学生と図書館で見かけたら必ず読むようにしていたのですが、記憶に残っていたのはパンスト太郎のみでした。
久しぶりにるーみっく的ドタバタノリを思い出してほっこりしたので、今度、薄い本貸してもらおうかな……🤔←

更新日が8月31日なので、滑り込みで夏っぽい記事を書きたい。ということで、怖がりなハセガワくんに、ホラー映画を推すことにしました(超マイペース)。

■フェイクドキュメンタリーホラー「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」とは?

監督は『貞子VS伽椰子』で国民的ホラーヒロイン・貞子と伽椰子にアクションシーンを演じさせて、ホラーファンの度肝を抜いた白石晃士さん。漫画原作映画の「不能犯」や「地獄少女」、「善悪の屑」の監督もされている方です。
(「貞子VS伽椰子」も、貞子が髪の毛で俊雄くんをテレビに引きずり込んだり、伽椰子が貞子にヘッドロック掛けたりするエキサイティングなシーンがてんこ盛りで超おすすめです🥳)

「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」はオリジナルビデオ8作、劇場映画1作からなるシリーズで、
①戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-01【口裂け女捕獲作戦】
②戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-02【震える幽霊】
③戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-03【人喰い河童伝説】
④戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-04【真相!トイレの花子さん】
⑤戦慄怪奇ファイル コワすぎ!劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】
⑥戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版
⑦戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章
⑧戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!FILE-01【恐怖降臨!コックリさん】
⑨戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!FILE-02【暗黒奇譚!蛇女の怪】
の順に発表されています。
モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)という、「ブレアウィッチ・プロジェクト」とか「パラノーマル・アクティビティ」とかで使われてる手法で撮影されているので、臨場感とリアリティが半端ない。ピントが合ってなかったり、ブレが激しかったりとかはあるけど、「なんかやべーことが目の前で起きてる!!!!」というエキサイトメントがすごい! 両手にペンライトを持って応援上映したくなる!

ホラーは苦手かもしれないけど、とにかくテーマパーク的に楽しすぎる作品なので、まずね、まずは最初の1本目だけでも興味を持ってほしい。
ということで、1作目、【口裂け女捕獲作戦】のオレ的名場面を紹介したいと思います。

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❗ ❗注意 ❗ ❗ ガンガンネタバレしていくので、アンチネタバレ派の方は悲しいですが、ここでお別れです…
※ハセガワさんは読んでね 👹
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■いっくぞー! 【口裂け女捕獲作戦】のオレ的名場面

【名場面①】口裂け女が走るのがめちゃ速くて怖い
そもそも都市伝説上の口裂け女も100メートルを6〜12秒で走るらしい。そんなところから、都市伝説を超えたボルトの記録ってすごいなあと思ってしまいます(小並感)。
じゃあ、モキュメンタリー方式で、どうやってボルト越えのスピード感を表現するのか。リアリティが大事なので、『地獄先生ぬ~べ~』のジェットババア的な表現は出来ないはずなんですが……。

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答えはシンプルでした。普通の女走りで、めっちゃ早く迫ってくる。

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静止画なのが悔しい〜〜〜〜。
フォームもへったくれもありません。電車に乗り遅れそうになって急ぐOLさんかな〜?くらいの雰囲気なのに、一瞬でカメラに近づいてくる。
これがシンプルに怖い😭😭😭
幼少時から怪談本、ホラー漫画、Jホラーなどを嗜んできて、「ミッドサマー」も割とニコニコで見れてしまったので、「いや〜、もうフィクションじゃ怖がれなくなっちゃったな〜」とか調子こいてたんですが、「めっちゃすごいスピードで走ってくる不気味な女が怖い」とは。
多分、夜道で急にボルトが走ってきたりしたら腰を抜かす。
ホラー映画で「恐怖」としてよく描かれるのが、「逃れられない呪い」的なやつだと思うんです。幽霊の怖さも物理を超えて、何気なく目を向けたところにありえないものが存在するというところが怖い。白い服を着て血まみれの黒髪の女じゃなくて、普通のスーツを着たおじさんが部屋の隅に立っていても(色んな意味で)怖い😰
この口裂け女は、そんな怖さのパワー版なんですね。弾丸のように勢いよくぶっ飛んでくる呪い、正々堂々としすぎてて逆にチャーミング。めちゃ推せません?

【名場面②】口裂け女が物理でストーカーしてくる
さっきの「走るのが速い」でお察しいただけたかと思うのですが、この口裂け女、かなりのフィジカル派です。
自分の姿を撮影した映像投稿者の家を突き止めて、毎晩お礼参りにくるのですが、普通に歩いて家の前まで来て、普通に歩いてどこかに去っていく。意外と、地道に足で稼ぐタイプ?

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でも、これがまたリアルで嫌なんですよね〜。ストーカーされる投稿者の家というのが、6部屋✕3階(外階段)くらいの、「セキュリティ? なにそれ美味しいの?」みたいなアパート。ドアが頼りない〜〜〜😭
隠しカメラを仕掛けて、ドア前に佇む口裂け女の撮影に成功するのですが、自宅の前に不審者が立ってる画is絶望的恐怖……🥺
アパートで一人暮らしをしていたときに、夜20時くらいにインターホンが鳴って、ドアののぞき穴から外を見ると、NHKの集金でも宅配業者でもなさそうなおじさんがジッと立っていて、そのまま2〜3分の時間が流れる――ということがあったのですが、どんなホラー映画より怖かった……😩😩😩
ホラー映画とかで、ヒロインの女の子が怯えて息遣いが荒くなる演技するの、「オーバーすぎw」とか思って見てたんですけど、その時めちゃくちゃ息荒くなった。人間、怯えると息が上がるようです。
結論、物理が一番怖い💯

【名場面③】口裂け女の捕まえ方が粗い
ここでやっと、口裂け女以外のキャラクターの紹介をしますね。
メインキャラクターが、デリカシーゼロですぐキレるディレクターの工藤仁「コワすぎ」シリーズの良心のAD・市川美穂穏やかだけど撮影に命をかけるカメラマン・田代正嗣の3人。基本的に、暴走する工藤、フォロー&巻き込まれ役の市川と田代という構図です。
今回も「おい! 口裂け女を捕獲するぞ!(工藤)」、「捕獲ってどうするんですか!(市川)」みたいな感じで話が進み、さあ口裂け女が目の前に現れたぞ! という瞬間、工藤Dがワゴンで口裂け女を撥ねる。

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え、怪奇現象を撥ねるって新しくない? このシーン、みんなで「いっけえええええええ(CV高山みなみ)」叫びながらペンラ振り回したすぎる。
捕獲の直前、市川さんの「どうやって捕獲するんですか。車で追いかけても降りてる間に逃げられるじゃないですか😰」という質問に対して、「そういうのは俺が全部やるから、な? お前は記録映像撮ってろ😠」とごまかしていたあたり、工藤D自身もこの作戦の突っ込みどころ、自覚していたはず。
こういうセオリーとか、予定調和とかぶっ飛ばして、リアリティごりごりで怪奇現象を描いてる感じが、本当にたまらないんですよね〜〜〜。
もしかしたらあるかもしれない、もう一つの世界を見ている的な😊😊😊

以上、オレ的名場面でした!
今、多分、「え、これ???? ホラー????」ってなってると思う。分かる。分かるよ。
だから今度一緒に見て確かめよう。

おっと、ペンラも忘れずにな?

(文責/テラウチ)

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