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人との出会いをご縁に繋げる方法

<基礎編>

①ネームコーリング
相手の名前を呼ぶ。会話中に自分の名前を呼んでもらえると、「もう一度会いたい!」という気持ちが大きく高まるため、出来るだけ相手の方の名前を呼ぶ頻度を高くすると良い。

②フォローアップ・クエスチョン
「質問」で相手の話を盛り上げることが大事。
例)
「なんでですか?」質問
「わかります」あいづち
「きっかけはなんですか?」質問
「そんなんですね!」あいづち
「大変でしたよね?」質問
「それから?」あいづち

上記のように質問と相槌を繰り返すことで、会話を盛り上げることができるため、相手に気持ちよく話してもらうことができる。自分で話そうとしすぎるよりも、相手の話をいかに引き出すか?というマインドで話を聞くことで、相手に心地よく話してもらうことができる。結果として、また話したいと思ってもらえる存在になれる。
コミュニケーション上手な人は、実は自分が話すよりも、聞いている時間の方が多い。話す:聞く=3:7 くらいの割合のイメージ。

③ページング
相手の仕草などを真似すること。無意識にやっていることが多いが、相手のペースに合わせて会話をすることで、相手を安心させることができる。

例えば、

早口の人には普段より早口で話すように心がけたり
論理的思考をしている人には、結論から端的にわかりやすく話すように工夫したり、
女性同士の会話の際には共感を多めにするようにしたりする。
相手がお茶を飲んだらそのタイミングで自分もお茶を飲んだり、しゃべり方も相手の方言やトーンに合わせるように意識する。

④バックトラッキング
相手が話した言葉と同じワードをオウム返しすること。

例)
Aさん:昨日は軽井沢に家族で行ってきたんだよね!
Bさん:軽井沢に行ってきたんだね〜!

ただ繰り返すだけの簡単な方法だが、おうむ返しされた相手は、相手から信頼されている、自分に興味関心を持ってくれていると感じるため、会話が弾むきっかけとなる。

⑤スマイル・ノッド・カップリング
相手をいい気分にする最高の方法は、『笑顔』で『うなずき』ながら話を聞くこと。相手が楽しんでくれていると実感できると、気持ち良くなるため、笑顔は必須。

番外編①:相手との距離を縮めるためにしていること

(イベントなどにきていただきたい方へのメッセージを送る時)
nメッセージではなく、ピンポイントで○○さんに呼びかける。

お越しください!よりも、
○○さんにお会いできるのを楽しみにしてます。と伝えた方が、来てくれる確率が高まる。

加えて、なぜ○○さんにお会いしたいのか?理由を明確にお伝えすることで、さらに「あなたでなければダメだ」というメッセージを伝えることができる。

例)
「○○さんに〜についてお話伺いたい」「○○さんに近況のご報告などさせていただきたい」「○○さんに紹介したい人がいる」など、自分自身が会いたいと思った理由をお伝えし、相手の方へのメリットを提示する。

番外編②:イベントなどに来てくださった方に楽しんでもらうために工夫していること

来てくださって最初の時間は可能な限り、一対一でじっくりお話しする。
来てくださった瞬間に、お名前をお呼びして、来てくださったことへのお礼とお会いできて嬉しい気持ちを素直にお伝えする。
その場に慣れてきたら、その方の尊敬しているところ、大切にしてらっしゃるところを、他の方へも共有し、その場に居合わせた人同士が自然に話せる話のきっかけを提供する。
共通点が多い相手に親近感を覚えるため、出来るだけ、共通点が見つかるきっかけを引き出すよう意識する。
その方を紹介するときは、可能な限りタグやキーワードを散りばめて、話のきっかけが見つかりやすいようにする。

最後に、人とのご縁を生かすために大事なこと
「一緒にいると楽しい!!また話したい」と思ってもらえる存在でいることが一番大事。つい、自分本位で話を進めたくなってしまうが、「相手が今何を欲しているのか?」に意識を向けて、相手が主役である意識を持つことが大事。
また、相手の素敵なところを見つけて「褒める」ということもすごく大事で、褒められて気分が悪くなる人はいないし、自分の良さを認めてくれていると思う相手のことは、大事にしたいと思うはず。
自分自身も相手の方の強みや素敵ポイントを見つけようと意識することで、自然に自分自身の学びや成長にもつながるので、みんながハッピーになるのが、「褒める」という行為だと思う。

人は何をするにも一人では生きていけないし、お互いに支え合って生きているからこそ、一期一会のご縁を生かせるようになるための日頃の心がけがとても大事だと思う。

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