見出し画像

バックグラウンドの異なる高い熱量で共感し合える、人との繋がりによるコーチングのようなマッチングサービス企画(仮称)


私は現在、航空会社で新規事業の企画をしながら、20年10月からG'sアカデミー(以降、ジーズと呼ぶ)という、「世界を変えるギークになろう!」というビジョンを唱っているプログラミングスクールに週末コースDEV18期として通っています。(参考記事:https://newspicks.com/news/5498049?invoker=np_urlshare_uid138707&utm_medium=urlshare&utm_source=newspicks&utm_campaign=np_urlshare&fbclid=IwAR2Wqd0WvzA46UevOSx90J3PdYOjClyAf_MFuQe8ZA3_aO7Afup7IMIQgBs)

そんな私がなぜ今このタイミングでnoteを書こうと思ったのかというと、三つ理由があります。

①自分の思いを言語化し見える化したい:0→1をするにあたって自分の思いを言語化することが事業を創る第一歩だと感じています。現在通っていジーズのクラスメイトとも最近朝会を始めたのですが、思いを話してみることで自分自身も相手の方も発想が広がり思いが加速していく感じがあるからです。また、心で思っていてもこうして文字にしてみることで、意外と自分自身の考えが至っていない部分が明確になるので、一度ここでしっかり公開できるように思いを綴ろうと思いました。

②一人だけでできることには限界がある:現在私が作りたいサービスは、企画、事業計画のみならず、プログラミングの知識やAIアルゴリズムの知識など様々な専門分野の方の力が必要です。今後、本格的にサービスを創るのであれば、私一人では不可能なので、思いに強く共感してくださる、相互に高めあえる仲間を見つけたいと思ったからです。現在ジーズの同じクラスで出会った仲間、今まで私と深く関わってくださった始動の仲間、いつも支えてくれる尊敬する友人や後輩、諸先輩方とももっと思いを共有したいという思いも大きいかもしれません。

③共に共感してくださる仲間と企画を実現したい
私はどのような形であれ、この事業を実現したいと思っています。そのためには、まだまだアイデアのブラッシュアップが必要で、かつ、プロトタイプを作ってニーズの検証や実証を進めていく必要があります。そのためには、様々な角度からの声をいただく必要があり、そのためには、noteで公開するのが良いのではないかと思ったのです。

現在はジーズでは、HTML、CSS、JavaScript、PHPなどの基礎知識を学びながら、『バックグラウンドの異なるが高い熱量で共感し合える、人との繋がり(マッチング)によるコーチングサービス』の企画書、プロトタイプ作成に向けて取り組んでいます。

なぜ、人と人とのマッチングなのか?というと、私自身これまでの人生のターニングポイントとなったシーンでは必ず、キーとなる人との出会いがあったからです。

〜病気がちだった幼少期〜

私は、広島県東広島市西条という場所で生まれました。小学生の頃は体が弱く、喘息持ちだったので学校も休みがちで入退院も繰り返したりと自分が周りの友達のようにできないことにもどかしさを感じていた時期がありました。特に大きかった経験は、小学4年生の時にいつもよりひどい喘息の発作が起き、夜中に意識がなくなり呼吸困難になって救急車で運ばれICU(集中治療室)へいかなければならなくなったことでした。(このことはもちろんですが私自身は記憶にありません)目が覚めたときには、私は病室にいて酸素の管に繋がれていました。足の筋肉が弱ってしまい立ち上がることは出来ず、歩くだけで息が上がって体力的にもしんどい状況でした。

子供だった私は何で自分だけこんなしんどい思いをしないといけないのかと子供ながらに辛かったのですが、そんな自分を24時間寝る間も惜しんで見守ってくれていた母親、仕事終わりに駆けつけて来てくれる父親の存在が大きく、今思い出しても感謝の気持ちしかありませんが、こんなにも支えてもらって生き延びたのだから、自分としても『何か世の中の役に立ちたい』と強く思うようになりました。とはいえ、少ない知識の中では自分がどのように役に立てるのかも分からず、日々の生活を送ることになります。


〜夢を与える航空業界への憧れと決意〜

その中で、私がとてもワクワクした瞬間がありました。それがたまたま乗っった飛行機で一緒になった航空会社の客室乗務員の方との出会いでした。当時の私にとっては、「綺麗で仕事のできるキャリアウーマン」というイメージそのものでした。いつかあんな風になれたら良いなと思うようになりました。

そして大学生になり就職活動をしていく中で、「航空会社で働くこと」に再び興味を持つようになり、ある会社の「世界をつなぐ心の翼で、夢に溢れる未来に貢献します」というビジョンに大変共感し、私も誰かの心の翼になって夢を応援する人になりたいと思い、航空会社に就職を決めました。大学まではずっと広島で育ったので、東京にはほとんど知り合いもいない中で、不安もありましたが、とにかく自分で決めて飛び込んでみてから決めたいと思い、東京への上京を決意しました。

新卒で入社した会社では、羽田空港国際線のグランドスタッフとしての業務を担当しました。接客業としてのイメージが強い、グランドスタッフの仕事ですが、実際には接客だけではなく、操作端末でVISAなどの渡航書類の抜け漏れがないかを確認したり、搭乗口で1分1秒を争う中で客室乗務員、整備、パイロットなど様々な職種の方と連携してお客様に少しでも快適にスムーズに最高の体験をしてもらえるか?を考えたり、台風や大雪の際は全ての便が予定通りではないため、全体のバランスを見ながら、お客様の振替便やホテルを手配したりなど、幅広く毎日飽きることがありませんでした。また、2年目の終わりごろからは、新入社員の訓練インストラクターも経験させてもらい、訓練カリキュラム、テスト問題、評価基準など様々な観点から携わり、身近で後輩がメキメキと成長していく姿を見て感動する経験もしました。


〜キャリアのあり方を真剣に考え他人と違うことを〜

3年目(2016年ごろ)になりある程度業務内容があまりストレスなく実施できるようになってきた時、仕事はやりやすい環境だけれども、自分自身が成長できているのかが分からなくなってきたタイミングがありました。そんな時に社内でたまたま見つけたのが「未来製作所」という空港の中で新規事業のアイデアを考えようというプロジェクトでした。2020年のオリンピックに向けて自社の強みを研ぎ澄ませて新たな収益の柱を作ることを目的としていました。私は、新しいものを作ることへの苦手意識があったものの、「何か他の人がやっていないことをしなければ」という気持ちが強く、やらないよりはやって後悔すればいっか、というような感じでこのプロジェクトに応募してみることにしました。そしてありがたいことに10人のメンバーの一人に選んでもらい、「未来製作所」の活動に加わることになりました。

「未来製作所」のメンバーは、グループ会社の中の多様な方が参加しており、グランドハンドリング部門、VIP担当、年齢も20〜40代まで、一般職〜管理職まで幅広いバックグラウンドの人が集まっていました。その当時私は一番年下だったのですが、自分とは全く違う経験を持つ先輩方から得られる学びは私の見ていた世界を広げてくれました。そこでは、最終的に「旅のファッションレンタル」という、旅のシーンに合わせて来たい服やアイテムが空港やホテルで気軽に借りることができるサービスをチームで企画提案するに至りました。「〜ができない」ではなく、「〜をできるようにするためにはどうしたら良いのだろうか?」と日々の情報収集やアイデアの力で考える癖がついたのはここでの経験があったからかもしれません。また、今まで新規事業やアイデアを出すことは得意な人しかできないのでは?と思っていたのですが、「何かを変えたい」という強い思いさえあるのであれば、日々考え行動し続け、諦めないことさえできれば、誰でもできるのかもしれない、と思わせてくれたのが「未来製作所」のメンバーとの出会いでした。


〜新規事業の可能性を実感し自分でも企画を試みる〜

その後、「新規事業」というものを活用すれば、昔から実現できたらと思っていた、「病気で希望を失ってい子供に夢や希望を与えることができないか?」という思いを何とか形にすることができるのではないか?と思うようになりました。そこで、オンラインやバーチャルの技術を使って航空教室を開くことができたら、少しでも多くの子供に夢や希望を与えられるのではないか?と思うようになりました。バーチャル航空教室の企画をグループ内提案制度で提案しようと思っていた矢先、「ANA AVATAR Project(現在はANA初のスタートアップ)」のメンバーを募集しているのを見つけました。「身体的、経済的なあらゆる制限を無くし、全ての人が繋がれる世界を創る」というビジョンでした。もしかしたらこれまで自分が実現したかった世界が、AVATARであれば実現できるかもと思い、ディレクターだった深堀さんにコンタクトをとりました。そしてメンバーに加えてもらえることになり、活動を開始します。

私が主に携わらせてもらったのは、三つで①教育事業、②平和、③医療のテーマです。①は金沢工業大学と連携させていただきSDGsを軸に学びの機会をアバター創ること、②は広島県との連携で平和に関するシンポジウムや国際フォーラムなどでアバターを活用すること、③は病気で学校にいけない子供たちがアバターを活用して豊かな生活を送ること、など様々な業界の方との企画を進める機会となりました。

「ANA AVATAR Project」メンバーでの活動は本業とは別で業務外の時間を使って行っていましたが、ワクワクする活動だったので全く苦にはなりませんでした。今振り返ってみると、「身体的、経済的なあらゆる制限を無くし、全ての人が繋がれる世界を創る」というビジョンに共感し、皆が自発的にプロジェクトに参加している「高い熱量」を持っているチームだったから、自分自身も参加していて楽しいし、もっと頑張ろうと思えていました。ディレクターの深堀さんや、新規事業の部門で自分のプロジェクトを指揮をとって進めている先輩など尊敬できる方と出会い、次第に自分自身も自ら企画してサービスを作ってみたいと思うようになりました。

新規事業企画部門の公募があることを知り、出してみたところありがたいことに新規事業部門へ行けることになり、2018年の4月〜現在の部署で新規事業を本格的にできることになりました。


〜社外に飛び出て人生を変える出会いが加速〜

■2018年に現在の新規事業の部署に異動してきてからは、始動というイノベーター育成プログラム4期に選抜され参加。スタートアップの社長、企業の新規事業担当、お医者さん、会計士、元弁護士、教育業界、ファッション、宇宙、食品、ITなど多種多様な業種を専門とし、それぞれで事業やサービスを企てている熱量の高い人の集団だった。自分の中での「こうあらねばいけない」という価値観が全て崩れ去り、失敗を恐れずに行動することを学んだ大きな経験でした。ここで考えた事業は今も社内で実施を進めています。たくさんの尊敬できる人との出会いがさらにまた素敵な人との出会いを呼び、尊敬できる素敵な人の輪が2倍3倍とどんどん広がって行きました

■出会いの総量が増える→考えの幅が広がる→行動が増える→実現できることが広がるのサイクル

コロナ前のタイミンングでは、月に1回程度コミュニティバーでママをさせてもらい、その時に話したい友人を一同に呼び、リアルに素敵な人同士が集まる場を作ってきました。何より私自身が一気に大好きな友人たちに会えることが嬉しくて始めたのですが、何回か実施しているうちに、バーでの出会いがきっかけで仕事につながったという話を聴くことやバーでの出会いでその後も時々連絡をとっているなど、友人同士がつながっていく姿をみるととても嬉しい気分になっていました。私自身がこれまでたくさん素敵な人を紹介してもらってきたように自分も素敵な人同士がつながるお手伝いが少しでもできたらとい思ったのでした。


〜ニューノーマル時代での出会いの壁〜

しかし、昨今、コロナの影響で、リアルでのイベントや出会いの場は減少しました。私もこれまでのように外で開催されるイベントへの参加は、感染リスクを考えると憚られます。バーも昨今の状況下では気軽に友人に声をかけることにハードルがあり、実施できていません。

ただ、コロナだから出来ないと言って諦めてばかりはいられないと思いました。そんな状況下であっても人と人が安心して高い熱量でつながり相互に高めあえるサービスが作れないか?人が成長し何かを作り上げる時には決して一人では出来ず、気を許せる仲間が必要です。

また、自分自身一人では自分強みは気付きにくいですが、自分違う経験や価値観の人と出会うことでこそ自分にしかない強みを認識できたりします。コーチングなどで自分の強みを客観的に認識することもできますよね。

特に私は、このままで良いのか?と疑問に感じた時、もっと成長したいと思った時に、外の人と繋がりたいと思いました。現在なかなか新しい人との出会いがない中、このような思いを持っていてもなかなか行動が取れないどうすれば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか?

新入社員として、入社した時はまさか自分が新規事業をしているとは思ってもいませんでした。これまで自分のターニングポイントで出会ってきた誰一人かけても今の自分はいません。自分を導いてくれ、自分の強みを教えてくれる仲間と出会えたからこそ、今こうして新規事業やサービス開発を通して世の中を変えたいと思えるようになりました。

この経験を生かして、「企業や組織に属しているけれど、今のままで良いのか不安がある。」「何か自分で行動し変えたいと思っている。」「同質な人との繋がりだけでなく、自分とは異なる経験の人との出会いによって今の自分を変えたい」などの思いを持っている人が、繋がり、相互に高めあえる、コーチングのようなマッチングサービスを作りたいと考えています。

現在具体的なサービス案は作成中ですので、追ってこの部分も記事を書きたいと思っています。まずは思いの背景を言語化したいと思いこの記事を書きました。まとまりのない文章にも関わらず最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

具体的なサービス企画を公開できるように進めたいと思っているので、それも楽しみにしていていただけると嬉しいです。

コメントや皆様の経験などドシドシお待ちしています^^



〜参考〜

過去取り上げていただいた記事(日テレ):https://www.news24.jp/articles/2020/02/17/07596313.html?fbclid=IwAR34xVdjaGc8zDza01qtuHOXA2__qLyzBTP0IhCSOoJgpxYm96U4Zcb8mhE

過去取り上げていただいた記事(NTT DocomoマイマガジンLIFE):https://service.smt.docomo.ne.jp/portal/mymagazine/article/src/0060_info.html?fbclid=IwAR0NxkUq4Urv4v9uRhBuW_5RzDrFqnUui2gW1ueaTK5pJovkyYpGH9HWEEs

新規事業部門のことがわかる記事:https://japan.cnet.com/article/35150200/

現在本業で企画している新規事業①「イノ旅」:https://anainotabi.com/

現在本業で企画している新規事業②「旅と学びの協議会」:https://ana-conference.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?