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僕が作る記事のポリシー

どーも。都内一流ホテルで16年勤務した、フリーシェフ、僕です。

今回は料理を作りません。
僕だって他の方のレシピーを読んだり専門書読んだりもしています。
下記はフランス料理のコックが読んだり読まなかったりする本です。

ラルースと言います。専門書なんで超高いです。

本ページでは僕が作る記事に対して、
課したルールを書いておくことにします。
レシピーに関してですね。

〇構成
挨拶、材料提示、ざっくり工程、調味料、写真付き詳細工程

このように構成しております。
プロアマ問わず、色んな方のレシピーを拝見していますが、
『ざっくり工程』を記入している方があまりいないことに気づきました。
料理に限りませんが、全体像を把握してから作業に入ることは必要なことであると強く考えます。長くなっちゃうけどね!

僕なんかが調理場で仕事として料理をする場合、ざっくりレシピを自分で書いたメモを持ち込んでから調理業務を行っていました。
自分に対して情報を整理することと
工程を再確認することを課していました。
分量の情報が必要であればその分量も書いていました。

もし、料理を作る方でうまくできないという方は、自分で書いたメモを調理場の冷蔵庫に貼って行うと完成度が高まります。
時間は間違いなくかかります。ゆっくりでいいんです。ちょっとづつでも出来るようになれればいいですね。確実にいきましょう。

また、こういう意味で手をかけた料理にこそ。
間違いなく愛情がこもります。
この愛情はあふれてしまうかもしれませんね。

料理に必要なのは、研究、愛情、情熱です。
僕なんかの言葉ではありません。誰のお言葉か、ググるとばれます。

でもー。トーゼン、毎日やってらんないが現実的です。
僕が書くのは、レシピをスマホで見ながら
料理を製作することを想定していません。
僕が書いた記事から必要な情報を抜いて、
いいもの作ってもらえればいいかなと考えています。

ふんふん、こんなかー、適オブ当にやってみよう!
でもいいんです!
何の問題があるのでしょう?どんどんやってみてくださいね!

〇挨拶)
自分が何者か発信する挨拶は大切であると考えます。
僕はホテルでコックをしていたのですが、どのような方にも挨拶することは大切だと叩き込まれました。
たまにはふざけたいですけど。

〇材料提示)
実はコックさんが料理するときに一番最初にやることは『材料をそろえることです』。何を作って何が必要か準備することは大切ですね。
冗談抜きで、肉を焼くときに一番先にやることは『冷蔵庫から出すこと』です。その後下処理(室温に戻す作業含め)後、加熱処理をします。
材料を用意しないとコックさんは何もできません。

余談ですが調理場入った時には手を洗うことが求められます。この作業を行うことは当然ですが、恐ろしいことに出来ない人もいます。
絶対やってくださいね。
コレ書かないと手洗う前に冷蔵庫触ることになっちゃうんです…。

調味料以外の材料はここに書きます。
僕が作るレシピーはその辺のスーパーで買える食材だけでレシピーを組むようにしています。ご家庭にマヨネーズがなかった時代とは違いますからね。

実は…しれっと、提示している人数分作ってない時がほとんどです。
家庭の台所でやってるので、次の日の分を一緒に作ってたりします。
料理は気合と大体なんですぅー。写真に差異があるのは…
ゴメンね☆
でも、例えばソースや生地の合わせ具合や加熱冷却状態は変わりません。
特に写真は参考になさってくださいね。

〇ざっくり工程)
これと詳細工程がある料理書はあまり持っていません。
僕が持っている一部の洋菓子専門書はざっくり工程と詳細工程が載っています。構成を当時読んだ時には目から鱗でした。
作りやすーいと感激しました。

やることと作業順をしっかり把握することは、結果的にモノにしやすいと考えます。わからない言葉があれば調べるのが普通ですが、自分の中でわからないことを把握することも、絶対に必要です。
プロの料理書なんてホント不親切で泣きそうになります…。

もし、大きな書店が近くにありましたら是非厚い料理書を手に取ってみてください。ホント不親切です…。ただ、これはアマチュアの方に対して発行している本ではないんです。
だから様々な料理用用語が省略されているんですね。文字多くなるし…。
僕の記事は完全に逆を行っています。
丁寧にやっていくことを考えています。

〇調味料)
分量書きません。
必要な調味料は書きますが、基本的に調味料とは
『味付けし、味見してから必要な量を加える』のが調味料の役割です。
味見した結果どうするかを考えるのが調味料で味付けすることなんです。
ただし、目安は必要ですので一部は記入します。

中国料理の合わせ調味料や、分量決まっている(日本料理の各種地など)
モノも別扱いです。合わせハーブとかもですね。

肉魚であれば重量に対して必要な分量の塩コショウを振ることです。
何回失敗してもいいんですよ。味なくても、しょっぱくても、黒焦げでも。
食材はかけがえのない命であり、消費に感謝することは当然です。
これは絶対に忘れてはいけません。

でも、一生懸命頑張って工夫して、失敗することには、
意味と意義、未来への研究投資があります。

言われるでしょ?『食べ物で遊んじゃダメ』って。
失敗は遊びではないんです。真剣にやって行う失敗は、正しいことです。
ダメなのは頂くことを前提としない料理調理です。

〇写真付き詳細工程)
意図的に丁寧に、細かく手順をお伝えしています。
スマホで見ながらやることを想定していないと申し上げましたが、
工夫すればできると思います。一気に仕上げる場面などは難しいと考えますが、見ながらの方がわかりやすいですよね。
僕のレシピーは一度読んでもらってから調理工程に入ってもらえればと考えます。


なっげーよ!!!
って話ですが、普通あるレシピーを書く方とは
違う道を行きたいと考えています。
読んでくださった方の役に立ってもらえたら幸いです。

読んでいただいてありがとうございました。

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