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千歳のおうちパン教室しのぱん〜篠原りか子さん

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千歳のおうちパン教室 しのぱん
@shinopan_ouchipan
篠原りか子さん
2020年9月にイベントでパン教室をして、おうちパン教室しのぱんをスタート。

どんな人に向けてどんなサービスを?

小さなお子さんから、高齢の方まで様々なご年齢の方に、トースターで焼ける簡単なパン作りを教えています。小さいお子さんでも簡単にできるので、親子で参加される方も多いです。粘土遊びみたいな感じで生地に触ったり、捏ねたり、食育にもなっていると思います。

高齢の方は、パンが好きな方が来られますね。「市販のパンだと量が多くて」とおっしゃる方もいらっしゃいます。教室では、100グラムからできるレシピを伝えているので「一人分から作れるからいいね」と喜ばれますね。一番メジャーなミルクスティックパンは、アレンジも自由なので好まれているレシピです。

あとは、主婦の方のご参加が多いですね。小さいお子さんがいるお母さんで、捏ねるパンは時間がかかるけど「この作り方なら毎日でも作れるかも」と言ってって帰られる方も多いですね。

お客さんとして行ったイベントでの「おうちパン」との出会いがきっかけ

苫小牧のハンドメイド体験イベントに子ども連れて行ったときに「おうちパン」をやっている方がいたんですね。実際に体験してみて、すごく簡単だなと衝撃を受けました。実は料理がそんな得意じゃなかったんですけど、そんな私でもできそうだなと思って、調べてみたら資格が取れることがわかりました。もともとパンが好きだったり、子どもが自分で作ったパンを食べられたらいいなという気持ちもあったんです。そこから「おうちパンマスター」の資格を取りました。

大変だったこと、苦戦した部分

資格取ったのが2020年2月で、コロナ真っ最中だったんですよね。すぐに教室を始めよう!という感じではありませんでした。
少しずつ時間が経って、教室を始めようとしてもコロナ禍での場所探しがとても大変でした。その状況で、公共施設を借りて教室は難しいなと思い、まずは自宅で始めました。

最初の頃は、ペース配分が自分でも難しくて、教室の回数を増やしすぎて自分が疲弊してしまったり、ということもありました。笑 そこからは、自分が無理なく生活しながら教室を開いていけるように、ペースを調整しながらやるようになりましたね。

集客面だと、最初はママ友の間での口コミで参加してくれる方が多かったです。資格を取って半年後くらいに、千歳市内のカフェ結工房さんと、一緒にイベントをやりましょう!というお話になったんです。そのイベントがきっかけで、外部レッスンのお声掛けをいただくようになって、そこから軌道に乗り始めましたね。まずは動いて、やりながら試行錯誤を重ねていきました。

お客様との繋がりと、喜びの声がやる気の源

起業してよかったな、と思うのは、お客様と色々な話ができることですね。パンを作りながらお話していると、自分の知らないことを沢山知ることができて楽しいです。あとは、お子さんが楽しんで作ってくれているのも嬉しいです。おうちで作った写真や、お子さんが家で作ったパンを食べている写真を送っていただくこともあります。とっても嬉しいですね。

こだわりは「焼き立て」と「対面」

焼き立てパンってシンプルなパンでも美味しいんですよ。はふはふ言いながら食べるパンが最高なんです。だから、焼き立てにはこだわっていますね。

あとは対面での空気感。オンラインでもできるんですけど、お客様との間の雰囲気や、パンの匂いなど、リアルで感じるものが多いので、対面にはこだわりがありますね。

今後チャレンジしてみたいこと

色々な場所でパン教室をやってみたいですね。例えば、幼稚園や小学校とか。お子さんには、自分で作ったものをみんなで食べるという成功体験みたいなものを味わってほしいなって思うんです。小さい子で料理するきっかけって、なかなかないじゃないですか。小さい子がパン作りをできる場所、みんなで作ってみんなで食べる場所、を作りたいですね。


篠原さんのお話からは、焼き立てのパンのようにほかほかで温かい世界が感じられて、その光景が目に浮かぶようでした。
篠原さん、ありがとうございました!

事業者情報
おうちパン教室しのぱん
お申し込み等は公式LINEから。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=166hmujz


じもじょき.netちとせ
千歳市と千歳市オリジナルキャリア支援団体おしごと部ちとせとの協働事業です。

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