【国宝 鳥獣戯画のすべて】 明恵上人①

みなさん、お久しぶりです！笑

なかなか、投稿がちゃんとできずにおりましたが、
週に一回のペースで投稿していこうと思います！！

本当は、連載を続けていた『萩兎図』の続きをやろうと思っていたのですが、、、

先週行ってきた【国宝 鳥獣戯画のすべて】という展覧会が、
あまりにも素晴らしすぎたので、こちらの連載をしていきたいと思います！！✨

今のところ、どこまで連載するのかは不明ですが、私の心ゆくままに書いていきたいと思います！(笑)

どうか、しばしお付き合いいただけますと幸いです、、、、。

さて、そんなこんなんで今回の主役はこの方！！

『明恵上人』です👏🏻✨

『世界遺産 栂尾山 高山寺 高山寺について 国宝・重要文化財 明恵上人樹上坐禅像』(https://kosanji.com/about/national_treasure/)

「え、誰？」と思った、そこのあなた！！
そうですよね、、、。

多くの方が『鳥獣戯画』と聞くと、
こういった絵を思い浮かべると思います。

『fashionpress　特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」東京国立博物館で - 国宝「鳥獣戯画」全4巻を史上初の一挙公開 国宝「鳥獣戯画」の“すべて”を堪能できる展覧会』(https://www.fashion-press.net/news/58570)

兎、蛙、猿、、、、
さまざまな動物たちが、人間のように描かれているのが有名ですよね！
ただ、この『明恵上人』は鳥獣戯画ととっても深く関わっている人物なんです。

明恵上人は、この『超獣人物絵巻』が貯蔵されているお寺『高山寺』の僧侶なんです。
しかも、相当の変わり者だったらしいです。

有名な話ですと、
24歳の時に仏に身を捧げるために自らの右耳を切り落とします。

お気づきの方もいらっしゃる方と思いますが、
『フィンセント・ファン・ゴッホ』に似てますよね。

なので、耳を切ったもの同士ということで、
よくこの2人は比較されることが多いです😂

また、『高山寺』は京都の嵐山の北の方に位置しています。

ただ、2018年の台風21号が直撃。
境内のスギやヒノキが300本以上倒れ、金堂が半壊するなど大きな被害を受けました。クラウドフォンティングなどで、資金を集めたことで当時は注目を集めました。

そして、昨年2020年3月31日に工事が終了。
そんな中での、コロナウィルス。

このような状況下で、こんなにも素晴らしい展覧会を開催してくださった皆様には、頭が上がりません、本当に、感謝いたします。

話がだいぶ脱線したところで、話を戻しますね！！(笑)

ここまで、読んでいただき『明恵上人』と『鳥獣人物戯画』の関係が少しだけ見えてきましたでしょうか？

この『鳥獣人物戯画』は、華厳宗の経典と明恵上人の肖像画とともに、
数ある作品とは別格で保存されてきました。

つまり、『鳥獣人物戯画』と『明恵上人』はとても密接に関係しているということです。

ただ絵巻として楽しむだけでなく、
こうした作品に関わる人物にスポットを当てた今回の展覧会。

私は、絵巻の内容はもちろんのこと。
『明恵上人』についてのコーナーがとても、印象的でした。

次回も、『明恵上人』について書いていこうと思いますので、
乞うご期待ください！！



〜参考動画〜
山田五郎 オトナの教養講座
【国宝】実は謎だらけ！？「鳥獣人物戯画」を解説【明恵上人】https://www.youtube.com/watch?v=IhxuYabc2ts