大柴 拓 Taku Oshiba

作曲家・ギタリスト・アニメーション作家|映像や芝居と音楽が密に関わる「音楽劇」スタ… もっとみる

大柴 拓 Taku Oshiba

作曲家・ギタリスト・アニメーション作家|映像や芝居と音楽が密に関わる「音楽劇」スタイルで作品・公演を制作しています | 異色8重奏 Ensemble para furores(#パラフロ)主宰。1st album『楽園』配信中 | タンゴ弾き💃 | コミカルなの好き

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大柴拓(私)の仕事まとめ

私は主に音楽家兼アニメーション作家として活動している大柴拓(おおしば たく)と申します。正確には、作曲家・ギタリスト・アニメーション作家・グラフィックデザイナーをしています。 気がついたら職種がえらい増えてしまったので(しかも字数をとる肩書ばかり……)ここに仕事内容をまとめておこうと思います。 ▼出来るだけ簡単にプロフィール1985年生まれ。神奈川県平塚市出身(東京都在住)。 東京音楽大学クラシックギター専攻(第一期生)卒業。 音楽活動とグラフィックデザインは歴15年以上

    • 動画先行の原則について

      私は作曲家、ギタリスト、アニメーション作家として活動している大柴拓(おおしば たく)と申します。 今回はアニメーション制作で音と映像のタイミングを合わせる際の「動画先行の原則」について書いてみたいと思います! 動画先行の原則とはアニメーション映像と音のタイミングを合わせる(同期する)際に、物理的にぴったり揃えるより、映像を2~3フレーム手前(今回は 30fpsの映像として考えます)にすると良い。というもの。 なぜ?体感として以前からあった 私は音と映像がシンクロする「

      • MIDIキーボードでアニメ映像をリアルタイムに切り替える

        作曲家、ギタリスト、アニメーション作家として活動している大柴拓(おおしば たく)と申します。 私の主な活動のひとつ『映像と生演奏の共演』に用いているテクニックの中で、今回は「MIDI鍵盤による映像カットの切り替え」について書いてみたいと思います! こういうやつです 解説しますMIDIキーボードで何をしているの? このように、MIDIキーボードの主に右手(メロディ)の各キーに対応する台詞を設定してあり、それを押すと映像のカットが切り替わり・台詞を発音するようにプログラミ

        • 異色編成8重奏団『パラフロ』を結成して1stCDが世界配信された話

          私は作曲家、ギタリスト、アニメーション作家として活動している大柴拓(おおしば たく)と申します。 今回は私の主要活動のひとつでもある主宰バンド『Ensemble para furores(アンサンブル・パラ・フローレス / 通称:パラフロ)』をご紹介します。 聴けます!(YouTube・配信)公式 Youtube チャンネル、または Apple Music, Spotify 等の配信サブスクでパラフロの演奏を聴くことができます。 パラフロとは?名前が長いので Ense

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          コロナ禍で自分のソロCDを完全手工(録音~CDケース穴あけまで)した話

          私は作曲家、ギタリスト、アニメーション作家として活動している大柴拓(おおしば たく)と申します。 今回は、コロナ禍でコンサート活動が出来なくなった2020年に制作した初のギターソロCDについて書きます。当時なるべく人との対面を避けましょうという頃だったこともあり、録音・編集・デザイン・CDケース制作・梱包まで出来る限りを自力で行った思い出深い(忘れたくても忘れられない……)作品となりました。 聴けます(配信・CD通販)Apple Music, Spotfy 等の配信サブス

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          茨城県の民話集をアニメーションにした話

          作曲家・ギタリスト兼アニメーション作家の大柴拓です。今回は今年(2023年)初旬に制作したアニメーションについてです。 『上郷のつたえばなし』民話集制作プロジェクト 昨日(7/6)のよみうりタウンニュースで大きく記事にして頂きましたが、昨年〜今年の春頃にかけて茨城県岩間町(現: 笠間市)の上郷地区に伝わる民話を14話選んで冊子にまとめ、全ての語りを録音し、さらに内6つはアニメーションも制作するというプロジェクトに参加させて頂きました。 コロナ禍で始めたアニメーション制作

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          コロナ禍で音楽家からアニメーション作家になって賞を頂いた話

          私は(主に)音楽家兼アニメーション作家として活動している大柴拓と申します。 正確には作曲家、ギタリスト、アニメーション作家、グラフィックデザイナーをしています。 気がついたら肩書がえらい増えてしまったのですが(しかも長いカタカナばかりで書くときに場所をとる…)もともとは音大を出ている音楽一筋・普通のギタリストでした。 それが転機転機の人生でこんなマルチに活動するようになってしまい…今回はその内の、コロナ禍でアニメーション作家になって賞を頂くまでのことについて書きたいと思いま

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          アニメーションと生演奏のタイミング合わせにライブで試したこと①

          音楽家兼アニメーション作家として、音と映像がシンクロ=同期する「音楽劇」というアニメーションを制作していますが、ライブでもアニメと生演奏のコラボを実現させたい! しかし当然有無を言わさず進んでいく映像に、どうやって演奏のタイミングを合わせたら良いのか。いままで実際にライブで試してきた手法をいくつか紹介します。 1. 画面上の楽譜を見るアニメーションの下部に楽譜をスクロール表示させて、目視でタイミングを合わせて演奏する。いわゆる「太鼓の達人」スタイル。一番原始的な作戦でしょう

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          アニメーションと音楽を同期させるためにカンペ表と電卓をつかう

          音楽家兼アニメーション作家の私は、映像と音楽がぴったりシンクロ=同期する「音楽劇」というアニメーションを主に制作しています。 細かく・頻繁に映像と音のタイミングを合わせないとならないのですが、どう行っているかというと 「音1拍が、映像の何フレーム(コマ)分か」 のカンペ表を見ながら、ひたすら電卓で計算 しています。 その自作カンペ表がこちら。 解説します。 BPMとは Beats Per Minute の略で、音楽の1分間の拍数を表します。 60BPMだと1分間に

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