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人生のロールモデルに

みなさんはこんな人になりたいと思い描く人はいますか??
その人はきっとあなたの価値観や考え方に刺激を与えた人に違いないと思います。1か月ほど前、私はある人に「人生のロールモデルにしています」というお言葉をもらいました。そんな経験なかなかないですよね?(笑)
言われた時は嬉しかったよりもなんか恥ずかしい気持ちになりました。(笑)

その子との出会いは、留学です。留学と言ってもコロナ過で新しく入ってきた子だったので、実際に対面でお会いしたことはありません(授業はオンライン実施だったため)。私が何か特別なことをしたのかというと、特に変わらず、先学期と同じようにオンラインで授業を受けていました。ただ留学をしている人たちの中では最年長(1年留学のうち、最後のターム)だったので、授業を回さなければいけない責任と発言をすることが求められていたと思います。自分自身も1学期目を振り返ると、なかなか自ら発言をすることが出来ず、周りの様子を伺っていたなと思いますが、最初の留学がオンライン実施となると、発言をすることはより難しかったと思います。

私が留学中に取り組んでいたことは、「誰よりも早く言葉を発すること」です。思いついた単語があれば、まずその言葉を発してみる。そして、その単語から派生させて、自分の言いたいことを喋っていました。実はというと、私自身がそのように取り組んだのには、ある人の影響がありました。(これはまた後日話します(笑)) 私はその経験(自分の取り組み)をその子に伝えただけでしたが、留学終了後、その子は私に「あのときアドバイスをくれてありがとうございました。勝手ながら人生のロールモデルにしています」と声を掛けてくれました。もう既に留学を終え、関わることがなかったのにですよ??!!

私が言った言葉を自分なりに解釈して取り組めた事じたい、なかなか出来ることではありません。なんて純粋な子なんだと感心どころか、尊敬するばかりです。人は他人と比較して自分を卑下する生き物だと思います。自分より優れている人を見ると、悔しくなったり嫉妬したり、自分もやればできるのにと思います。自分が現状できていなかったことを、できている人に聞くことはとても勇気がいることだと私は思います。素直に話を聞くことが出来る才能は全員が持っているわけではありません。だからこそ、人生のロールモデルにしていますと言われたとき、嬉しかった反面、自分の気持ちを正直に伝えることが出来るその子を心から尊敬しました。

中高で部活に所属していた人は、きっと先輩後輩という関係性の中で、部活に取り組んでいたと思います。私もバスケットボール部に所属させてもらっていたので、経験があります。ただ社会人、大学生になると、それまでの関係性は薄くなり、年齢ではなく能力と人柄が重視されると私は思っています。年上だから偉いのではない、勉強できるから偉いというわけではなく、やることをしっかりとこなす、周りの状況を判断できる、気が利く、などが社会に出るために必要なスキルだと思います。大学生活の中で、いろんな人たちと出会い、その出会いは間違いなく私に多くの刺激を与えてくれています。これからも人との出会いを大切にして、助け合える関係性を構築したいなと思います。

今日も読んでくれてありがとうございました。また次回。

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