見出し画像

映画好きじゃない実行委員長?! ー 「わたしと映画祭」実行委員編 #01 ー

こんにちは、小布施短編映画祭広報です。
昨年度の、第2回小布施短編映画祭中止のお知らせから半年が経とうとしています。

そして、気になる今年度の小布施短編映画祭ですが第3回小布施短編映画祭開催に向けて鋭意活動中です!やったー!

各SNSでも発信していますので、ぜひフォロー&お知らせをお見逃しなく。
今年のコンセプトは「みるから、つくるへ」。
ただ、「みる」だけじゃない映画祭をわたしたちは作り上げていきます。

「みるから、つくるへ」から発想を得た企画の一つとして、実行委員へのインタビューを企画いたしました!

「どんな人が」、「どんなふうに」、「どんな思いで」、映画祭に関わっているのかを知ってもらうことで、実際に「この人と語ってみたい」「こんな思いの映画祭なら行ってみたい」と、映画祭に足を運んでもらえるような、つながりをつくりたい、という思いのもと企画しました。

記念すべき初回は、我らが実行委員長、木口幸祐(以下、愛称「きろ」)。
広報の高津ひかり(以下、ひかり)、高橋郷(以下、郷)の2名がインタビュアーを務めました。

小布施短編映画祭 実行委員長 木口幸祐。愛称「きろ」。貫禄ありの25歳。「きろくん」にあんなことやこんなことを聞きました。

写真1

ひかり では、早速だけど、実行委員長ってどんなことしてるの?

きろ 基本的には旗振り役ですね~。チームリーダーなので、小布施短編映画祭を、どういう方向性にして、どんなふうにみんなと作り上げるか、考えて、みんなが動きやすい場をつくってます。でも一番の仕事はビジョンを掲げて、こういう映画祭やりたいんだって叫びまくることかな。

ひかり たしかに叫びまくってるイメージが強いね(笑) そもそも、映画祭が立ち上がるきっかけって何だったの?

きろ 2017年に小布施で行われた「Next Filmmaker′s Summit」という、映像制作者向けのイベントがあって、それがきっかけになってます。映像制作者たちのノウハウの共有のためのトークセッションなど、横のつながりを広げることが目的だったんだけど、「映像に関する一般の人向けのイベントを作りたい」という声があがって。

「Next Filmmaker′s Summit」のイベント登壇者でもあるタカザワカズヒトさん監督の、小布施町のまちづくりをテーマにしたドキュメンタリー映画「おぶせびと」が多くの章を受賞したり、小布施町にクリエイターや起業家向けのコワーキングスペースができたりして、「映像×小布施」をテーマにしたまちづくりへの熱が高まっていました。小布施短編映画祭はそういった背景から生まれました。

ここからさらに、熱く語ってくれました。
きろくんノンストップ。

きろ 映画祭が立ち上がった背景には、葛飾北斎の存在も大きいと思う。小布施は「栗と北斎と花のまち」と言われていて、葛飾北斎という存在が小布施の観光や文化を支えています。200年前に、葛飾北斎の小布施での創作活動を支えたのが、地元の豪商であった高井鴻山です。彼は自分で絵や書を嗜む文化人で、多くの画家や書家との交流がありました。支援を惜しまなかったんだよね。

北斎が鴻山の支援によって得た、自由に創作活動を行える土壌が今も小布施には残っているし、小布施の観光や文化的要素に深く根付いているはずで。そこをどれだけ実現できるか分からないけど、映画祭も、この先につづくような新しい文化になったらいいなって最近思う。

ひかり 小布施は文化的なまちっていうイメージがあると思うし、さらに盛り上がっていくのは、小布施町出身としては嬉しいことだなあ。

 人にクリエイティブな活動を支えてもらえるのって大きいですよね。そういうのがあったら、小布施移住したいなって思います(笑)

きろ あと、映画ってエンターテインメントだから、小布施短編映画祭が、純粋なまちの娯楽として根付いていったらいいなと思ってる。

さらにきろくん、映画について語ります。
インタビュアーまで、語ってしまいました(笑)

きろ それこそ最近みた、『ニューシネマパラダイス』見て感動したんだよね。見たことあります?『ニューシネマパラダイス』って。
めちゃめちゃいいから!!!(どや)映画祭メンバーは一回みたほうがいいとりあえず(笑)

もともと映画好きなの?と聞かれ全然好きじゃないよっていう時の顔

『ニューシネマパラダイス』は、古い映画ではあるんだけど、愛するものを生きていくうえで忘れてはいけないっていうことを伝えていて、映画や映画館は人の人生そのものに寄り添うものだ、って感じたんだよね。本来生活の一部になりえる映画が、現代ではどんどん個人的なものになっていっていて。

小布施短編映画祭は今年で第3回だけど、現在進行形で新たに作っていっている「映画をみに行く」、「わざわざ人が集まる」っていう場は何を目指したらいいんだろう、って考えさせられた。

ひかり たしかに「その場でみる」っていうのはどういうことなんだろうね。

 テレビで過去の映画が紹介されているのを見ると、それが一瞬だとしても「中学生のときに行ったなー」とか、「誰と行ったなー」とか、一瞬で色んなことが思い出されて。

今ってみに行くっていう行為が簡単になってるからこそ、他のモノ、コトとの関連性が結び付けられないんですよね。いろんなことが混ざり合うからこそ、映画の価値って増していくんじゃないかなと思います。映画ってみることがすべてじゃない。見にいくまでに何するかとか、そういう過程を含めて映画なのかなって思うんですよね。

ひかり いいこと言うじゃん(笑)

 昨日思ったんですよ(笑)映画ってみることがすべてじゃなくて。見にいくまでに何するかとか、そういう過程を含めて映画なのかなって思うんですよね。

きろ そうね、みるだけじゃないよね。

そして、ここで衝撃の事実が、、、!

ひかり きろくんは、もともと映画好きなの?

きろ いや、全然映画好きじゃないよ。

スクリーンショット 2020-07-25 11.21.13

ひかり&郷 (((驚愕)))

きろ 映画全然好きじゃなかったんだよ正直(笑)

ひかり それは、映画祭に関わる前まで?

きろ そうね、少なくともニューシネマパラダイスみて、「めっちゃよかった!」とかいうタイプではない(笑)アクションとか、現実離れした映画とかはもともと好きだったけど。

ひかり じゃあ映画に対する捉え方が、レベルアップしたのかな?

きろ したかもね。映画を、映画としての面白みを目的にみてた感覚はこれまでなくて。1800円も払って見に行く意味が分かんなかったし。もしかするといまだにわかんないかも、課題なのかもしれないね。

でも、そういう一般的な映画に対する感覚を抱きながら、映画祭を作っていけるといいなって思ってる。映画館に行く意味について答えが出ていないからこそ、「わざわざ行きたいって思ってもらえる映画祭」にしていきたい

ひかり 根っからの映画好きだと思ってたな~ じゃあ、きろくんはどういうときに映画見ようってなるの?

きろ うわ、それいい質問だね。むずいわあ(笑)

うわ、それいい質問だね。むずいわあ。の顔

(ここで、広報の田口暦:こよみちゃんも急遽インタビューに参戦!笑)

ひかり わたしは、少なくとも心に余裕があるときじゃないとみよう、って思わないかも。

きろ そうだね、ひまだな~ってときにみるね。なんかやることないな~ってとき。そういう意味でいうと、映画は生活の一部にはなってないよね、自分の中で。

ひかり 日常に組み込まれてはいないなって?

きろ 新しい作品のチェックはしているけど、実際にみることはあんまりしてないし。なんか足が重くなるんだよね。2時間っていう時間もあると思うんだよね。意気込まないと見れないじゃん映画って。一回始まったら終わるまで何もできないわけで。

それでいうと、短編映画ってもっとみられていいのになってめっちゃ思うんだよね。
8分で見られるんだよ?!最強じゃない?(笑)8分で感動できるって。

ひかり でももともとは短編映画も見てなかったんだよね?

きろ 1ミリもみてなかったよ(笑)短編映画の「た」の字も知らなかったし、これを映画って呼んでいいんだ、みたいな。衝撃。「映画とは何か」って話になっちゃうよね。まだよく分かんないけど。

そして話題は、「小布施と映画」、「小布施ときろくん」へ。

ひかり わたしにも分かんないけど、規模感的には小布施と短編映画って相性がいいなって思うなあ。きろくんの小布施愛っていつからそんなにあるの?小布施すごい好きだよね(笑)

きろ 小布施愛があるかは分かんないけど、小布施は居場所なんだよね。家とか、大学・職場みたいな、住む場所、学ぶ/働く場所があって、全くそうじゃない、関係ないところがあったほうが生きやすくて。

小布施に行くっていう行為が「いつもとは違うこと」になっていて。にしては行き過ぎだけど(笑)ぼくには必要だなって思ってる。

ひかり たまたま、小布施が「まち」として居場所になったってこと?そういう概念ないから面白いなあ。

きろ 中から見るとまた違うんだろうけど、チャレンジする風土があるし、小布施っていいなって思うよ。応援してくれる人がたくさんいるし。今は社会人だけど、学生時代は学校に通うみたいに小布施に通ってた(笑)

ひかり 学校って(笑)
にしても、そろそろリアルで会いたいねえ、、、(しみじみ)
さて、いろいろお話聞いてきましたが、最後に小布施短編映画祭の来場者の皆さんにメッセージをお願いします!

きろ 映画祭にお客さんがきてもらうことで、一緒に作品も完成するし映画祭も完成すると思っています。なので、まず「来ていただく」ということが映画祭にとって、とても大事なことです。これは収益とかではなく、プログラムとして、お客さんがいてこその映画祭なので、ぜひ気軽に来てほしいです!

新しいイベントって、食わず嫌いしがちだと思うけど、来てみるとおもしろかったりするのでよくあることだと思います。足を運んでもらえたら嬉しいです。

ただみることもそうですが、一緒に映画をみた人たちと語り合ったり、交流したりすることで、来てくれたお客さんが世界の広がりを感じて、人生が豊かになるといいなと思って映画祭を企画しています。

記事の最後あたりに入れたい写真

第3回小布施短編映画祭、ご来場お待ちしています!

アツく語ってくれた実行委員長、きろくんの人となりが少しでも伝われば幸いです!
映画祭にお越しの際はぜひ、「きろくん」って声をかけて、皆さんもアツい映画トークを繰り広げてみてくださいね。

小布施についてもっと知りたい!という方へ:
おぶせびと』(2017)監督 タカザワカズヒト

きろくんおすすめ作品
ニューシネマパラダイス』(1989)監督 ジュゼッペ・トルナトーレ



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
スキありがとうございます!小布施短編映画祭は現在チケット発売中です!
7
葛飾北斎の作品づくりを支え続けたまち、小布施 江戸時代から受け継がれてきた、クリエイティブの気風を、次世代につなげていきたい。 そんな思いを胸に、私たちは「小布施短編映画祭」を始めました。 私たちの映画祭は、たくさんの出会いを大切にした、新しい映画祭です。