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話すは放す!会って話して軽くなろう

身体の健康と同じように、心の健康が大事だということは、だいぶ浸透してきました。メンタルヘルス、なんていう言葉も一般化しましたよね。でも、具体的に何をどうすれば心の健康を保てるのかというと、意外と思いつかない人が多いようです。

心を重くせず、軽くしておくこと

心の健康って、一言で言えば心が「軽い」ということだと思うんです。逆に、心が健康じゃない状態っていうのは「重い」と感じる状態。この重さは、それだけでれっきとした症状なのに、「心が重いだけだから」みたいな感じでがんばってしまい、結果、本格的に病んでしまうパターンが多いですよね。

心を重くせず、軽くしておくこと。
心が重くなってきたら、軽くしていくこと。

心のを健康に保つために、ざっくり言うと必要なのはそういうことではないでしょうか。

話すことは重荷を放すこと

それで、心を軽くするための具体的な手段ですが、僕はやっぱり「誰かに話す」というのが、一番いいなと思います。「愚痴をこぼす(愚痴を聞かされる)」ことに抵抗感があるためか、それ以前の普通のおしゃべりのレベルでも遠慮しちゃう人が多いようです。

「貴重なお時間を私個人の話のためにいただいて」

とか言って、話すことをやめてしまう。こちらが遠慮すれば、相手も当然遠慮しますから、「話せる関係」になれた相手と「話せない関係」になってしまう。こういうことの積み重ねが、間接的に、心を弱らせてしまう原因になり得ます。

何でもいいから直接会って話してみる

オンラインでの対話も増えましたが、ちょっとトランシーバー的なんですよね。誰か発言する番なのか、ということが明確になりがちですし、そのことで順番が回ってきたら「意味のあることを言おう」となりがち。ちょっとしたおしゃべりから、人々はどんどん遠ざけられています。

飛沫も飛ぶけど、やっぱり直接会って話すのがいいと思うんです。「折り入って相談が…」となる前段階で、色々話しているうちにその話が出てきて、話ながら「あぁ、自分はこのことをこんな風に思っていたのか」と認識出来る。そんな時、心が軽くなっているのが感じられるはずです。

意味のない会話にこそ意味がある。そうした逆説が成立するのが、リアルの場の豊かさです。話して放して軽くなる。何より大切なことではないでしょうか。

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