【作品紹介14】ブラウンケナガクモザル@江戸川区自然動物園
フォトコンテスト選出作品紹介14本目は、ブラウンケナガクモザルです。
ちょっと長い名前ですが、茶色の毛の長い蜘蛛のような猿。
そのまんまですね。
細い身体と手足が特徴的で、樹上生活が基本。樹々に尻尾でぶら下がる様が、蜘蛛のように見えることが名前の由来です。
国内では、ジェフロイクモザルというクモザルを展示している動物園が多いのですが、ブラウンケナガクモザルは、江戸川区自然動物園と大宮公園小動物園、宇都宮動物園の3園でしか見ることができません。
そんな希少種のブラウンケナガクモザルが、江戸川区自然動物園では群れで展示されており、赤ちゃんが良く誕生するのですが、この赤ちゃんがとっても可愛いのです。
成長すると茶色の毛になり、野性味ある瞳になるお猿さんなのに、赤ちゃんの時はシルバーまたはグレーのような体毛で、瞳がくりくりしています。
こちらの写真を見てください。
いかがですか?全然違いますよね。
こんなに可愛い赤ちゃん。2018年にも誕生し、たくさん撮影をしました。そして、この年も毎年恒例の動物園フォトコンに応募。
審査員は動物写真家の内山晟さんです。
色々迷ったのですが、この年は一枚入魂。こちらの作品しか応募しませんでしたが、特別賞に選出されました。
肝心の内山晟さんからのコメントですが、「子供を優しく守るような手が良い。子供の瞳が効いている…」というような内容でした。
ありがとうござるます🐵
これで4年連続入賞となりましたが、この年初めて動物園が発売するカレンダーに採用。賞品として頂いたカレンダーは、良い記念となりました。
最後までお読み頂き、ありがとうござるます🐵 本来自然で暮らすべき動物たちですが、飼育下でも見せる「生き生きとした姿」があります。そんな動物たちの生きた証を、少しでもお伝えしたい! 頂戴しましたサポートは、活動と動物園の動物たちのために使わせて頂きます。