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【動物園の思い出8】アカゲザル@東武動物公園

動物園の思い出8本目はアカゲザルです。

一見ニホンザルに近いイメージで、よく間違われるお客さんも多いアカゲザル。生息地はアフガニスタン~中国南部あたりです。

展示している動物園はあまり多くなく、サル山のような大規模な展示となると、国内では数園です。
そんなアカゲザルのサル山ですが、立派なものが埼玉県の東武動物公園にあります。

毎年赤ちゃんが誕生し、コザルが元気に遊び回る姿が見られる大好きな場所。小さいですが水場があるので、夏はプール、冬は温泉になり、コザルが泳いだり飛び込んだりして、とても楽しいです。

今回ご紹介する作品は、夏のプールになっていた時のもの。

東武動物公園のサル山は、水場の上に垂水が設けられており、夏はここから水が流れ落ちています。
結構な高さがあるのですが、コザルは流れ落ちる水と共に、様々な体勢で落下してきます。足からお尻から、時には頭から。

落下~着水までは一瞬。チャンスもそれほど多くないので、落ちてくるコザルを撮り逃さないことだけで精一杯。確認は後からになりました。

完全燃焼して帰宅。早速確認してみたところ、面白いコザルの姿がいっぱいで、思わずニヤニヤしてしまいました。

そして、そんな中にこんな写真がありました。

四つん這いのような体勢で落下しくるコザル。間違いなく落下しているはずなのに、浮き上がっているようにも見えてくる不思議な瞬間。

かなり高さがあるので、落下する滴が水面で跳ね上がり、そんな風にも見えてくるのでしょう。こんなタイミングを狙って撮ることは、私の機材では出来ませんので、撮れてラッキーでした。

暑い日に頑張ったご褒美。この写真を見る度に、そんな気持ちになります。

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