散歩記録 双子の「品川ふ頭橋」
と、その周辺を軽くまとめた記事です。
橋周辺
品川ふ頭橋は、東品川にある天王洲アイルと品川ふ頭を繋ぐ橋。
橋の西にある天王洲アイルは高層ビルやホテルに劇場、かつての倉庫を利用したショップやレストランの並ぶ「ボンドストリート」や一年を通して様々なアートを楽しむことが出来る「アートホール」等、ありとあらゆる都会らしさを詰め込んだようなハイソな街。
そして何よりもその名前。「天王洲」に「アイル」ってアニメのキャラか何か?
(天王洲アイル駅で利用できるのがやや運賃の高いりんかい線と東京モノレールだけというのも少しハイソな印象を強める。)
東側は一転して、店舗や飲食店などはほぼ無く倉庫やコンテナヤードなどが中心の港湾地帯。
京浜運河沿いにはいくつかマンションがあるものの、一本通りを外れるとそこはコンテナで溢れ車両が闊歩する土地となる。
歩道はあるものの、路駐で信号が隠れていたり当たり前だが大型車両が次々と通過するため決して歩きやすい土地ではない。
が、休日になると様子は一変。
車両が消え、人が消え、さながら無人の土地。
上の写真は東側にあるおよそ1㎞程の直線だが、見渡す限り人も車も無い。
精々端の方でバイカーやカーマニア達が小さめの撮影会を開いている程度。
都心からほど近い場所でここまで人のいない広い道は珍しく、歩いていてとても楽しい。
北端まで行けばレインボーブリッジを眺めることもでき夜景も綺麗。
高く積まれたコンテナ達や東京湾の景色を堪能するもよし、都会の喧騒から逃れてボーっと歩くもよしの休日限定でとてもおすすめの散歩スポット。
品川ふ頭橋
さて、ここからが本題の品川埠頭橋について。
最初にこの橋を双子と表現したが、理由は直球。
このように、2本の橋が横に並んでいるからだ。
ただ横に並んでいるだけならそこそこ見かけるが、この橋はアーチ構造でありながら横並びで印象深かったため双子と表現させてもらった。
そのちょっと面白い見た目はもちろん、色彩も良い。
一見よくある色に見えるが、周囲の地面よりやや高い位置にある橋のアーチ部分を見上げると建物が視界から外れ空に目が行くようになっていて、青い空の色とアーチの鮮やかな水色が非常によく合う。
また、橋の外から見れば日に照らされて透き通るような淡い水色になった美しい橋が見え
橋の中から見れば陰で重く深い水色になった橋が強い存在感を放つ。
一粒で二度おいしい橋。
天王洲アイルや品川ふ頭に訪れた際は是非渡ってみて欲しい。
まとめ
その特徴的な名前や、羽田空港へ訪れる際の通過駅になるため行ったことは無くても名前だけは知っている人が多いだろう天王洲アイル。
(ちなみに、アイルは英語表記で isle つまるところ 島 の意味。天王洲の方は色々あって決まったらしいが長いので省略。下記へ。)
今回ざっと紹介した以上に様々な魅力にあふれた街で、なんなら品川ふ頭橋よりも様々な撮影に使用され多くの人に愛されているアイル橋の方が映えるんじゃないかとこの記事を書いてる途中に思ったり、他にも候補がいくつも出てくる程川に囲まれ橋に恵まれた土地だった。
けどなんかもうこの辺に関しては栄えてるし他にも魅力的な場所が多いし橋はおまけでもいいか。
天王洲アイルと休日の品川ふ頭、おすすめです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?