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グチっぽい人、言わない人

わたしは、あんまり愚痴を言わない。

だからなんなの? というツッコミは、
後ほど甘んじて受けるとして。

まず、言わないように気をつけてる。
そして、「わたしの範囲じゃない」とサクッと線を引くから。
相手に愚痴を垂れ流す暇があるなら、楽しいことをシェアしたいと思うのと
相手の話が聞きたいと思うから。
「あなたは何を嬉しいと思うの?」
「あなたは何を楽しいと思うの?」

そこで、
「楽しい」の共有をしてズレがない人が友達なんだと思う。


「田中がさぁ……」
「佐々江さんがね、こうでね……」

突然始まる【よく知らない他人の批評】が1番きつい。

それさ、わたしが聞いても、解決しないぜ?

と思うのだ。


言うのが悪いんじゃないだよ。
量の問題だなぁと思う。


そして、
遠巻きに見える周りの愚痴っぽい人を観察してて、
あることに気づいた。

自分自身への目が暇そうに見える!

語弊しかない。
かなり怒られそうな一言だけど。
でも、
ふっとそう思ったのだ。


①日常が、家の中だけで完結。
 夢や希望と言われても、毎日が必死(もしくはこんなもん)と思ってて、
 特に何かにチャレンジすることもない。
 テレビもネットも愚痴ばかり。
 YouTubeもそればかり(ネットもよくみるものにカスタマイズされてるから当たり前)
 「なーんだ、みんなこんなものよ✨」と同じ穴のムジナになる。

②日常が、家や近所のスーパーで完結。
 話すことがそもそもない。
 好きなことに打ち込んでるわけでもなく、
 何かを始めたわけでもない。
 同じことを繰り返してる。
 同じ仲間、同じ場所、同じ空間、同じ友達。刺激がなければ、新しい考え方を浴びる場所にもいかない。

③毎日が子供と家のことと仕事で終わり。
 わたしは必死!と訴えてるが、夫が手伝わない。
 夫の愚痴につながりやすく、周りに共感して欲しい。
 ①のようにネット検索は、実はパーソナルカスタマイズされてるから、似た情報しか出てこない。
#夫の愚痴
 とカスタマイズずみ。子どもの悩みも、悩みならいいけど愚痴なら出口がない。


と、
そんな人を見るたびに、わたしは「暇なんだなぁ」と思うようになった。
自分に目を向けて、やりたいことをしている人に、そんな時間はないのだ。

そんな人たちは、
もしかしたら、
自分に目を向けると、
何をしていいのかわからなくなったり、
寂しくなったり
人生これで終わり?と気づいたりするのだろうか?

それで、納得してたらいいと思う。
でも、気づかずに「あれ?なんで私ここにいるの?」と思った時、
足元が急に怖くなる。
同じ人を探したくなる。
仲間がいれば怖くない、という日本的考えだけど、仲間を探す。
ネットは愚痴に溢れてる。
snsは偽善やキラキラした魅せてる嘘に溢れてる。
そこの中で、本物を手に入れるには、
本物に触れるしかないのだ。


振り返ったら、
実は若さとチャレンジ精神を失くしてしまって
それでもなお、
安定と衰退していくであろう現状を見て見ぬふりをしたい。

チャレンジ精神も若さも、
失くしたことに気づいてなくて、探す暇もなく
気づいたらなかったんだ。
身近に子どもがいないなら尚更だ。

まるで玄関に置いてきた家の鍵を、旅行中ずっと忘れているかのように。
帰るまで意識に上らない。
持っていると信じて疑わないのだから。

年齢を重ねることは、上手に枯れること

という概念がないのかもしれない。


喧嘩を売りたいわけじゃないんだ。

なら、わたしはどうするか?

これが1番大事。


だからわたしは、

生徒さんの愚痴はいっぱい聞く。
どんなことに不安で、どんなことが嫌なのかを知るために。
子どもたちでも、インストラクターさんでも。一度レッスンを受けてたり、Instagramやnoteなどのフォロワーさんもだ。
(ホロスコープ11ハウスってこういうことなんだと思う)

生徒さんの夢もいっぱい聞く。
あなたはどんなことがしたくて、
わたしには何が手伝えるのかを知りたい。

母や親戚の愚痴は、きかない。
かなり前のものはどうしようもないので時効。ほら、何年も前のことを持ち出してくる人がいるじゃん? 苦手すぎるのだ。
それでも嫌なら本人に言えばいいことなので、
わたしはその場を退席するか、耳を閉じてスマホや読書の世界に飛び込む。

親友、彼氏など、大事な人の愚痴や相談、ぼやきは朝まででも聞く。
でも、それは変わる気があるときだけだ。
「それでもどうしようもないのよ…」と言われたら、普通に喝を入れる。
「どうしようもないことはない!
 自分がどうしたいか決めるだけだよ!」
と。
何年かかってもいいじゃん。叶えていこうよ。


よく行く飲み屋の店長に言われるのは、
「本当……見てると、愚痴は言わないけど、ぼやいてるな!」
だった。

野村監督の本にあったなぁ


どっちでもいいのだ。

どっちになりたい?
それか、
どっちの人と友達になりたい?

その気持ちが、
あなたの人生を創るのだから。

今から少しだけ修正したら、何年後かは大きく変わるのだ。

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