確定申告ってどうしてこんなにドキドキするんだろう

2016年に起業してるので、
もう確定申告も8回目……。

毎回
「よし！これでパーフェクト💯」
と思っていても
大体どこか間違えてる……。

なので、
必ず商工会議所の税務申告会で、
税理士さんに確認してもらってる。

なぜだ……
なぜか、間違えるみたい。

作った書類を渡すと、再入力してくれる。

やだ……
この待ち時間に、
ストレスでお腹が痛くなってくる。

わかってるんだよ。
税務署で直されるより、
ここで直してもらって、
「来年もがんばろうね」と言われるほうが
ずっといい。

申告漏れで
税務署が来たらえらいこっちゃ。

その前に、
確認してもらえるのだから、
ありがたい話なんだけど、

お腹が痛くなるのだ。

間違えててもいいや〜、確認してもらえるしぃ〜（髪の毛を指でくるくる）
なんて、
軽いノリはない。
学校では優等生で通ってたはず！
できる努力はしつづけたいのだ。
間違えた▶︎怒られる
という初期装備のせいだとわかってるけど、
デフォルトなんだから自動で痛くなるのだ。

やよいのオンライン（有料）で完成させてるのにも関わらず
商工会議所の税務申告（有料）で100点に仕上げる。

税理士さんに言わせれば
「このまま出せばいいのに」

わたしに言わせれば
「このまま出して何かあったら怖いから確認して…」
となる。

でも、
この値段で、税理士さんは雇えないから、
やっぱりできる限りは、自力でするしかないのである。
しかも、
自力でするからこそ見えてくるものもあるしね。

税理士さんに、
とって食われたり
刺されたりしないのにね。

なぜかすごいストレスで
お腹がぐるぐるするのだ。

「きちんとできなきゃ怒られる」

刷り込みって怖い…。
きちんとできないときに、
多分、わたしがわたしに腹が立つんだろうなぁ。
そして責めたくなるからお腹が痛くなるのだ。

とりあえず、申告完了。

終わるまでの間、
どんどん青ざめていくわたしに、税理士さんが教えてくれた。

「1箇所、入ってなかったけど、
　あとは問題なしで、大丈夫でしたからね」

若いときイケメンだったであろうおじさん税理士の笑顔に
わたしのお腹の痛みは、すぅーっと引いていったのでした。