初盆、悩むからこうしたよね
2023年11月半ばに
1番のわたしの味方の祖父が亡くなった。
次いで、祖父のお姉さんも亡くなって、お姉さんの最期は母と一緒に看取ったし、祖父の遺品整理もした。
2023年12月末に
義母が天に召された。
メンタルの風邪をひいてる母が、我が家にいた。そんな中、みんなして余裕がないことを、ぶつけてくる上に、子どもたちの習い事の根回しなどいろいろあって、なかなかにハードだったし
義父の介護もあったから、わたしはお通夜だけ出て火葬と告別式は義父とお留守番。
義父と一緒に、出川のスイカ?のテレビを見てた。
義母のお葬式は、兄弟たちでして、ちゃんとみんなそろって出れてよかったと思う。
火葬も、お骨あげも、誰か1人が義父とお留守番予定だったらしい。
わたしがいるよー?おーい?実の子たちは,絶対出た方がいいよ。
月のもので倒れてたけど、あたたかい室内でゴロゴロしてていいなら大丈夫だった。
ということで、
無理矢理、私が義父とのお留守番にした。
代わってよかったと、今更ながら思う。
そのあと、
次いで
2024年1月頭に義父も天へ旅立った。
「老衰で、もう治るわけじゃないし、病院にいても…」ということで、自宅介護だった人だからなぁ。義父とのお留守番が、わたしと義父との最期の時間になった。
「居てくれて……ごめんなぁ」と言われたっけ。
「なんもいいんだよー!こういうのは、持ちつ持たれつ!ねー!」
と義父に聞こえるように大声ではっきり話した記憶がある。
ということで、
なにがいいたいかというと、
わたしだけ、
今回のお盆は4人の初盆なのだ。
夫からすると、義父母。
母からすると、祖父と叔母。
近しい人が2人も亡くなるなんて…と同情してもらえるだろう。
しかしなのだ。
わたしから見ると、
祖父と叔母と義父母の4人!
4人になると同情じゃなくて、後退りされる。
「50日間で4人も旅立ったから、見送ってさぁ…」と知り合いに話したとき
「えっ?その短期間で4人も?」と後ろに数歩下がったもの。
2人亡くした人たちは同情されるのに、
4人も亡くしたわたしは「良くないもの」扱いだよ。
いい加減にしてよ。
つらさは比べられないけど、4人も見送って、わたしが1番つらいんだから。
さて、今回、初盆問題勃発中。
無理だ、
どこの初盆に顔を出しても、
なんか、角が立つ気がしてしまう💦
わたしの心が、誰かに申し訳なく思ってしまうのだ。
北海道の祖父と叔母のところに行ったら、「義父母もじゃん」と思ってしまうし
神戸の義父母のところに行ったら「祖父もなのに…」と泣きたくなる。
義父母には、大阪に来て結婚してからお世話になった。毎月お邪魔したし、いろいろと連れて行ってもらった。
義父とわたしの共通の趣味…神社巡りのおかげで、出雲大社にも伊勢神宮にも連れて行ってもらった。本当に感謝してる。
一方で、祖父はうちの子たちも可愛がった。うちの父よりもずっとおじいちゃんらしいおじいちゃんだった。
わたしが北海道にいた20年近く、生まれた時からずっと見守って話を聞いてくれてたのは祖父なのだ。
子どもたちが1番懐いてたのも、この祖父なのだ。祖父にとってひ孫だったけど、あの子たちは祖父に話しかけ、いろんな道具をかしてもらい、よく遊んでもらってた。遊んでもらってた、というか、見守ってもらってた。うちの子たちには、その距離感が心地よかったみたいだ。
今年は4人の初盆。
とはいえ、何もしてないわけではなく、
我が家で、わたしだけは、
毎日、おりんを鳴らして手を合わせてる。
母の日と父の日は,義父母のお供えを送らせてもらった。拒否されず、受け取ってもらえてよかった。
祖父の月命日は、おやつをお供えして、花も供えてる。
故人を思うことが目的なら、
初盆として盛大にしなくても、
毎日思いを馳せて、手を合わせて、行動してるのだ。それに、夫の車にはまだ乗れないしね。
この前、夫原病はぶり返して、背中を見ただけで吐いたのだから、無理だ。
大事さに優劣つけれなくてごめんなさい。
みんな、間違いなく、かけがえのない人たちだったんだ。
だから、8月の初盆は、
みんなを思って、お寺に行こうと計画中なのだ。
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