泣くしか、ないじゃないか。

泣きすぎて顔が痛い。
こんなに泣くつもりはなかったのに。

久しぶりに
Netflixで劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンを見た。

劇場版だけ見るくらいなら、
ぜひ、全編見てから劇場版を見て欲しい。
本当、お願い。

どうしてこうも切ないのか。
愛してるだけなのに。
素直になれないってこんなにも痛くなるのか。

そして、
戦争は、こうも痛いのか。
終わっても痛いのだ。
痛みもキズも残したまま。

あー、泣く。
涙しか出てこない。

彼（ギルベルト）の強がりも
責任感も、悲しさも、罪悪感も、
全て愛しくなる。

彼女（ヴァイオレット）の優しさも
愛しさも、切なさも、身をひく強さも
アニメから見てるからこそ
痛くて切ないのに強い。

見守り続けた彼（ホッジンズ）の
父性も、怒りも、悲しみも、優しさも
花火のときの振り返りが……。

誰に感情移入しても、
どこに感情移入しても
泣くしかないのだ。

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト

鬼滅の刃と時期が被らなかったら、
これこそ不朽の名作だよ。

鬼滅の刃も好きだけど、
ヴァイオレットは、
もう【あいしてる】を知る旅だから。

ーーアニメ　ネタバレーー

まだヴァイオレットが心を取り戻す前の
ホッジンズとのやりとりが胸に刺さる。

「燃えてるよ」
「燃えていません」

このやりとりが熱い。
本当に切ない。
解説するよりも、見て欲しい。

このあとに、燃えてることに気づくシーンもまた切ない。

もう、終始、泣くしかないのだ。
映像の綺麗さもあるのに、涙で見えない。

何度も見てしまうのだ。