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インスタ開設と、大泉洋さんのこぼれ話

防護服を着てケアを受ける動画をインスタ配信

Ready For様から新型コロナウィルス感染拡大防止基金の助成を受けて、防護服を着てケアを受ける実験を始めています。

年末までに障がい者やケアを必要とする人の目線から見た、コロナ対策のビデオを作っていきます。介助をする支援者の側や医療担当者の目線を紹介したものは沢山ありますが、情報収集や試しにやってみることなど、障がい者にはなかなか難しいものです。なるべく敷居を低くして、福祉の勉強をしている人にも、当事者の方やヘルパーの方にも簡単に見ていただけるように、短いビデオをと思い、インスタグラムのアカウントを開設しました。「ズーム」だの「Googleミーツ」だの「アカウント」だの、いっぱいわからないことがあるなぁと思いながら、わかる人に手伝ってもらいながらの実験です。どうぞフォローしてください。


「こんな夜更けにバナナかよ」の撮影で大泉洋さんと会った

今日のヘッダー画像は映画「こんな夜更けにバナナかよ」のロケで札幌に来ていた大泉洋さんとのツーショットです。私はあまり知らない人でしたが、実際にお会いしてみたら素晴らしくいい人でした。

筋ジストロフィーの鹿野さんを演じてセリフを言う時に、まるで病人のように弱々しい声を出していました。鹿野さんはいちご会の会計担当として働いていたので、私が直接会ったことがあると知り、大泉さんは「実際はどんな人だったの?」と聞いてきました。「彼は歯切れよく話していましたよ。だから、大泉さんも病人を演じるのでなく、話してください」と伝えました。次の日から、急に彼は大きな声で歯切れよく演じていたので、私は驚きました。少し私も映画監督になったような気分で、嬉しかったです。

大泉さんは自分の意見でなく、相手の意見をきちんと聞いてくださる方で、それをすぐ実行する人なんですね。あんなにいい男は滅多にいないと感じました。(映画には、札幌に住んでいる障がい者たちが沢山出ています。私もパーティーのシーンでアップでカメオ出演になったので、びっくりしました。)



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