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MICO VALUEに込めた想い 〜すべての顧客が感動する価値創造に向き合う〜

MICO VALUE策定の最大の理由は「会社、各メンバーの意思決定基準を揃えるため」

今回はMICO VALUE(=コアバリュー)について説明させてください。
まずは、どうしてMICO VALUEを設定したのかについてです。
最大の理由は「会社、各メンバーの意思決定基準を揃えるため」です。

これまでのMicoworksも3つのコアバリューを掲げていましたが、それぞれの意味合いが独立しており、日々の意思決定やアクションが向かうべき方向に紐付ききっていない感覚がありました。

ミッションの抽象度の高さ、日々の意思決定軸がブレていたことも要因だとは感じてはいるものの、
・バリューを体現した先に何があるのかがイメージしづらい状況だったこと
・本当にこのバリューの体現とミッション、ビジョンの実現が連動しているのか腹落ちしきっていないこと
の2点が大きな真因だったと考察しています。

より手触り感のある目標と、そこに連動した重視すべき価値観(極論それ以外は捨てて良いと思えるほど)があってこそ初めて組織で浸透し、有機的に動ける組織になるのではないかと考えました。

「これが正しいコアバリューの策定方法なのか?」と言われると決して自信があるわけではありません。色々な方に話を聞いても定義は様々であり、唯一無二の解はないと感じました。

そのため、Micoworksにおいては経営チームが100%そこに向かって突き進める型となり、ひいてはメンバー全員が同じ方向に突き進み、同じ軸で意思決定できることを実現することに重きを置きました。

多機能なだけでは社会は変わらない


企業とお客様のコミュニケーションがなかなか上手くいかないことは、会社という概念ができて以来、おそらくずっと存在している課題です。

そのことによって豊かな生活にたどり着けない人、多くの人に必要とされる価値を持つのに広がらない商品やサービスがごまんとあります。

課題を解決するために「既存の当たり前を疑うこと」「本質的に必要なことを考察すること」そして何より「徹底して顧客にヒアリングを行い、なぜ変わらないのかを可視化すること」というプロセスを踏みました。

その結果、たどり着いたのは「豊富な機能を提供しても目の前のオペレーションは変わらないことの方が多い」という現実でした。

これは自分自身が経営していた店舗を回想しても納得できる話でした。

どうしても現場の皆さんは目の前のことで精一杯だったり、ITに強くなかったりしています。そして人の入れ替わりが一定存在する業種になると教育コスト、引継ぎコストも頭によぎり、余計に今を変えることへの抵抗が出てきます。

マネジメントサイドはもっと事業効率を上げたい、売上を伸ばしたいと考えていますが、現場のオペレーションを熟知しておらず、現場に委ねることしかできない。

結果、マネジメントサイドの一存でシステムを入れたとしても、現場は使わないし最大限活用しようともしない。

こうした事態がいたるところで存在しており、機能をいくら提供しても変えきれない現実が広がっています。

現状があるべき姿に変わるにはどうすれば良いのか?と考えた結果、出てきた答えは「我々のお客様が感動するほどの価値創造を行えば、変えられるのではないか」という想いでした。

「こんなに簡単なんだ」とか「驚くほどお客さんの反応が良くなり、喜んでもらえるようになった」とつい発してしまうような感動を生み出すプロダクトやサポートを提供すれば、現状を変えていけるイメージを持てるのではないでしょうか。

私たちは5年間で社会を変えるほどのインパクトを出すことを目指しています。

そのためには、感動するほどの価値創造をできる限り、多くのお客様に対してやり続けることが必要不可欠です。

このような過程で出来上がったMICO VALUEの根幹が「WOW THE CUSTOMER-すべての顧客が感動する価値創造に向き合おう-」です。

「WOW THE CUSTOMER」の構成要素

そして、WOW THE CUSTOMERを構成する要素として3つの価値観があります。

これら3つを体現するからこそ企業の根幹となるWOW THE CUSTOMERを実現でき、社会の在り方自体を変え、知りたいをつなぐ唯一無二のコミュニケーションプラットフォームになっていけると考えています。

<3つの価値観>
ALL FOR ONE
-顧客の感動体験を実現するために、自ら進んでアクションしよう
OPEN MIND
- 顧客やチームに対していかなる時も誠実に向き合い、真摯に改善しよう
SMART SPEED
- 顧客目線の適切な優先順位と仕組みをもって、最速でアクションしよう

最重要の価値観が「WOW THE CUSTOMER」であるからこそ、全ての価値観は「顧客」を向いています。

WOW THE CUSTOMERを実現するために
・一人ひとりが当事者としてチームのために率先して動くこと
・良いときも苦しいときも誠実に向き合い、さらなる価値創造に邁進すること
・顧客が求めている以上のスピードと安定性で価値を届けること
の3つを重要な価値観として定義しました。

バリューを全員が口ずさめる「シンプルさ」を重視


MICO VALUEの言語化で一番重視したことは、シンプルであることです。価値観は設定するだけではなく、体現することに価値があります。

たとえば昨日入ったばかりのメンバーでもすぐに覚えて、考えて動けるぐらいのシンプルさと語呂の良さを目指しました。

英語のスローガンで表現した理由は、日々口ずさむことの出来るシンプルさを求めていたからです。

「すべての顧客が感動する価値創造に向き合おう」というより、「WOW THE CUSTOMER」の方がシンプルで言いやすいですよね。



まとめ

MICO VALUEはMicoworksにおいて全ての意思決定や行動は、顧客の感動を生み出す価値創造であるという決意であり、株主利益や従業員の利益はその先に生まれる結果であることを意味しています。

言葉で書くと当たり前なように感じますが、実際のビジネスの現場で全メンバーが全行動全てを顧客の感動を生むための価値創造ファーストで動けている会社はそうそう見つからないと思います。

まずは日本で最も顧客にWOWを届けられる会社になるべく、全員がチームMicoworksとして本気で顧客の感動体験を日々生み出せる集団を目指します。


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