サラリーマン建築士をしてきたぼくが最近思うこと
こんにちは。清水オサムといいます。
千葉県在住、東京のメーカーに勤務する56歳のサラリーマン建築士です。
発注者の立場で、30年以上建築・不動産の仕事をしてきました。
建築士と聞いて皆さんが思うような、設計とか現場監理ではなく、自社の建物の企画から建設までクライアントとして行い、建物が建ったあとは土地を含めた不動産の管理運用をする、そんな仕事をずっとしています。
1.そんなぼくが最近思っていること
今後の人生で、自分の持つ建築と不動産運用のノウハウを、社会や人のために使いたい
「これまで経験を、会社とか担当するプロジェクトだけでなく、もっと外に向けて活かすことはできないかな。」
会社のためだけでなく、みんなが気持ちよく生活できるまちづくりのお手伝いをしていけるといいな、と思うようになりました。
2.これまで会社でやってきたこと
ぼくは今、メーカーで国内外の自社工場やオフィスビルの建築プロジェクトを推進しています。
今の会社に入ったのは10年ほど前、その前は生命保険会社の不動産部門で20年間、オフィスビルを中心に不動産運用をしてきました。
その間に、
・一級建築士
・インテリアプランナー
・宅地建物取引士
・ビル経営管理士
・2級FP技能士
といった資格を取得できました。
いろいろなところでいろいろな仕事をしていろいろな人と会い、とてもいい経験をさせていただいたと思っています。
その土地の価値を引き出す建物の計画と建築、管理、老朽化した建物のリノベーション、含み損を抱えた物件の処分等、建築・不動産の入り口、運用そして出口まで幅広にみることができるようになりました。
3.社会はどうなってる?
ぼくがそうしてオフィスや工場を建てている間に、日本は高齢化・過疎化で空き家が増え、インフラ老朽化が深刻になっています。
「暮らしは便利になっているはずなのに、温暖化やコロナ、コミュニケーションは減り、経済は停滞し、なんだか息苦しい。」
そろそろ、経済合理性や生産性向上とは違う切り口、例えば継続性とか多様性、人の目線で、ものごとを見ていくことが必要なのではないか、と思うようになりました。
4.これからのぼくは何をしよう
いいことも悪いことも、今までのあたりまえがあたりまえでない世の中になってきて、そんな中、ぼくが思うのは、
今後の人生で、自分の持つ建築と不動産運用のノウハウを、社会や人のために使いたい
なんです。
古いナレッジも、新しい場所・もの、視点で使うことで新しい価値を生むかもしれません。
5.やっていくこと
①企業の視点での建築・不動産について書きます
まさにぼくが、これまでずっとやってきたことをまとめていきます。
オフィスや工場を計画し建築し運用すること、企業の不動産CRE戦略などについて整理していきます。
②社会や個人の視点での建築・不動産について模索します
まちには空き家が増え、コロナ禍でコミュニティーのかたちも変わってきています。
まちにある不動産ストックを有効活用し、人が楽しく過ごせる場ができ、人が集まり地域のネットワークがひろがっていく、そんなことのお手伝いができたらいいなと考えます。
まずは、
・これまで行ってきた企業の発注者視点での建設プロジェクトのありかた
・各地のプロジェクトマネジャーが実行されている空き家再生の現場に行って感じたこと
などを発信していきたいと思います。
そんな活動の中で、僕の持っているナレッジが微力ながら社会やみなさんのお役に立つようになっていけばうれしいです。
6.最後に。
プロフィール -New Normal Life for 100- について
2020東京パラリンピック閉会式の時に流れた、『#WeThe15キャンペーン』の動画を見たことをきっかけに思いついた言葉です。
性別・年齢・障がい・人種にとらわれず、100%の人たち誰もが強みを発揮でき、誰にも優しい、そんな社会、それが普通の生活。
New Normal Life for 100
を建築・不動産を通じて探します。
よろしくお願いします。
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