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「孤独が好き」というのは、ただの感情の麻痺?

最近色々な人のnoteを見ていると、「一人でいるのが好き」とか「孤独の方が気楽で良い」、「上司や友人に気を遣うのが嫌だから、なるべく一人で行動する」という投稿を目にします。

特に最近はリモートで仕事をしたり勉強をしたりしている人も多く、何日も誰とも話さず日々を過ごしたという人は少なくないはずです。

かくいう私もその一人ですが、私も一人でいるのが苦になりません。むしろ好きな方です。

しかしどうやらこうした感情は、ただ「気持ちが強い」とか「寂しがり屋ではない」とかそういう事でも何でもなく、ただ感情が麻痺してしまっているだけだそうです。

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この事を知った時に、結構自分的には驚きました。「そうか、自分は麻痺していたんだ」と。

だからと言って、「1人でいるのが好き」というこの感情をなおそうという気はさらさらありませんでした。

当たり前ですが人間は1人では生きていけません。「そんな事はない、1人でも生きていける」と考えている人もいるかもしれませんが、実際は違います。

たとえ一人暮らししていても、友人も恋人も家族もおらず誰とも話す事無く生きていたとしてもです(無人島で全て自給自足で生きているなら別ですが)。

直接的には人と関わっていなくても、間接的には関わらざるを得ません。着ている服は誰かが作ったものですし、毎日食べている食べ物も誰かが作ったものです。仕事だって他人がいる事で成り立っています。

だから1人でいるのを止めろと言っている訳ではありません。「孤独が好きという自分の感情は麻痺しているんだ」という事を知って欲しいだけです。

知っているのと知らないでいるのでは大きな違いです。「そんなの大きなお世話だ」と言われるかもしれませんが、頭の片隅に置いておいていただければと思います。

私も「孤独が好き」という感情は麻痺しているんだという事をしっかりと自覚しながら、今日も1人を楽しんでいます。




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