参政党やめました。
3日前に参政党の「政策カタログ」が出来上がったので、読んでみました。
こりゃダメだと思ったので、参政党を辞めることにしました。
日本を変える!と言ってたはずですが、これじゃあ変わりません。
僕は、本当に期待していました。唯一、日本を救えるシステムを作れるかもしれないと思って、できる限りの活動をしてきました。
それが今年の統一地方選が終わった5月になって、党の規約や綱領が、まるで北朝鮮のような上意下達の神谷体制に一変して、異論を唱えた人は全て役員から排除されるようになり、こりゃダメだと思い、運営党員を辞めたばかりです。
一緒に始めた党の仲間は同志で、いい人ばかりです。
ですが、いい人は自分が騙されたことを、自分のせいだと考えるので、辞めることができないのです。そこが詐欺師たちの狙い目です。自分の硬い意志を曲げなければできないのだと言うことを、理解してほしいと思います。
僕は、プライドがないし、立場もないから、どんな意見もいったんは自分の怪しいメガネで見てしまったとしても、それが間違いだと思ったらすぐに自分を変えることができます。
今回はそれです。参政党は間違いでした。騙されました。
と言うか、僕がバカでした。
昨年の今頃はちょうど参議院選挙が終わった頃です。党の政策なんて何もなかったのですが、みんなで参議院選挙を戦いました。結果、全国比例区で170万票を集め、一人の国会議員を送り出すことに成功しました。
しかしその後ですね、変わったのは。
神谷が「今が大事だから、独裁をやらせてくれ」と言い出したのだと思います。
まず問題だらけの党規約を作りましたね。
運営党員だけしか議決に参加資格はなく、ボードメンバーはボードメンバーが選ぶ、解任は5分の4の反対がなければできないなど、ふつうの民主主義国家なら、もしものために担保するはずの規約もない、無茶苦茶なものです。
僕はその時は支部長でしたから、一読しただけではわからないように書いてある規約でしたでが、一般党員はだだの兵隊です。年間12,000円払って何も意見を言えない。何の権利もない。僕は一般党員にどうすれば説明すれなよいのか悩みました。
次に、統一地方選が終わってからの組織改変でした。
この時、県連支部長が神谷の命令を忠実に聞く人たちに入れ替わって、それまで頑張っていた何人ものやる気のある活動家の方々が姿を消してしまったのです。
そして、今回、参議院選から1年たって、やっと「政策カタログ」が出来上がったのです。
読んでみて下さい。
https://www.sanseito.jp/jyunohashira/
もちろんこれを見て、素晴らしい! 入りたい! と思う人もあるでしょう。それはそれでいい。でも僕は、がっかりしました。党員みんなの意見を聞いて作りましたというのも嘘です。誰も聞いてないよ。
政策カタログには聞こえのよい言葉が並んでいるだけで、政策としての裏付けは全くできていない。日本人は不安症が8割と言いますから、そういう人たちの不安を取り上げて、「安心」できる国にしよう! みたいなことを言っていますが、それは絶対に嘘でしょう。選挙を見据えて、安もんの広告屋のコピーライターがまとめただけではないでしょうか。
心がない。歴史も知らない。社会学を学んでいない。経済も知らない。だいたい考えが浅い。
独裁の政治って、こういうものかもしれないですね。僕は危ないと思いましたので、身を引かせてもらいます。
楽しかった1年と2ヶ月。いろんな嘘つき(サイコパス)にも出会った1年と2ヶ月でした。
一緒に戦った党員には信頼できる人もいますので、そのうちに引き抜きます。
僕は、参政党ができた時「静かな革命」を夢見ていました。
本当の日本を取り戻すこと、本当の独立、本当の強くて優しい国家。
農林水産業を基盤とした国土づくり。
人と人が助け合い、尊重し合う社会作り。
参政党では絶対にできないことだと分かりましたので、また自分で動きます。
これからもよろしく。
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