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音と人生を楽しむ4

※これは「音楽と僕シリーズ」の4作目ですが、これだけ読んでも特に問題はないと思います。

高校生になっても自分は相変わらずRADを聞いていた。高1の頃で他に聞いたとすれば古い曲くらいだろう。父親が好きな浜田省吾サザンオールスターズなどを聞いていた。運転が好きな父親で小さい頃は車で旅行することが多かった。そのとき車内で流れていた曲は今でも鮮明に覚えている。浜田省吾なら「もうひとつの土曜日」サザンなら「TSUNAMI」が好きだ。

サッカー部に入りRADが好きな友人ができた。その友人とは二人でよくカラオケに行ったが、2時間RAD縛りなんてことをしたこともあった。おかげでますます詳しくなったような気がする。今は遠く離れてしまったが、またあの頃みたいにカラオケにいきたいなと思う。

高校2年の頃からYouTubeであまり有名ではないバンドを探すようになった。RADは自分が知った頃にはすでにある程度知名度も活動歴もあった。そうではなくこれから伸びていくバンドを応援してみたいと思った。そこで見つけたバンドは沢山あるが、有名になったバンドもいくつかあり、勝手に誇らしい気持ちになっている。今でも聞くのは、ハンブレッダーズ、おいしくるメロンパン辺りだろうか。「DAY DREAM BEAT」「蜂蜜」が各々のオススメだ。

高校2年の終わりに人生最大の挫折を経験した。その時も自分を支えてくれたのは音楽だった。そしてやはり助けを求めて帰ったのはRADだった「ラストバージン」「シザースタンド」に何度救われたかわからない。人生で一番歌った曲は間違いなくラストバージンだし、その数はこれからもきっと増えていくと思う。

高校2年生の冬、不器用ながらもなんとか周りに助けられて生きてきたサッカー部の補欠は、人生最大の挫折により人間不信に陥ってしまう。そこから彼はどのようにして這い上がるのか、どんな音楽に生かされ、何を信じて高校最後の一年を歩むのか。
音と人生を楽しむ5に続く…

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