おすすめのお酒5選!フルーティ編
「文章を書くときは誰に書くのかを思い浮かべて書きなさい」
入社したばかりの頃に配属された部署でメルマガを書く業務にあたっていた際、上司に何度となく言われたフレーズ。
数万人の人に送るメルマガの文章を書くのに誰に向けて書くか非効率極まりないだろ。当時イキりきっていた私はそんな風に思っていたのですが、いざそうやって書いてみると筆が進むんですよね。笑
さて、今回は「フルーティで飲みやすいお酒教えてって同期から頼まれてん」というお題を奥さんから与えられたので、今回は5本ほどおつまみなりに紹介をしていきたいと思います。
ちなみに、ランキングでもなければ絶対的な舌を持っているわけでもないです。完全に独断と偏見で私の好みということを前置きしたうえで、読み進めていただけたら嬉しいです。
加茂錦 荷札酒
ここ1~2年くらい、どんどんクオリティがあがってきている新潟県・加茂錦酒造さんの「荷札酒」
洗練されたスマートな口当たりからフルーティな香りが広がってきます。
酒米によってフレーバーは微妙に異なりますが「あ、荷札飲んでるな」と感じさせるオリジナリティが表現されています。
それでいて料理を邪魔しないキレもあるので、食中酒としての相性も抜群な一本です。
関西だと森ノ宮などにある酒のやまもとさんや京都にある銘酒館タキモトさん、八尾の乾酒店さんなどで買うことができます。
宮寒梅 おりがらみ
宮城県大崎市の寒梅酒造さんが醸す「宮寒梅」
「こころに春を呼ぶお酒」をテーマに丁寧にお酒づくりを行う蔵の新酒としてリリースされた限定酒「宮寒梅 おりがらみ」
自社が持つ田んぼで育てられたお米を使って作られたお酒がこのおりがらみ。毎年11月頃にリリースされる季節限定酒です。
開栓直後は新酒ならではのピチピチとしたフレッシュでマスカットを思わせる甘く、爽やかな香りが印象的。
おりが優しく、丸みのある味わいを作り出し、口当たりの良さと香りが口の中に広がっていき、どんどん飲み進んでしまいます。
フレッシュな味わいを楽しんで飲みたい一本。早めに飲み切ってしまうのがおすすめです。
https://room.rakuten.co.jp/room_1e6c8b54d3/items#!preview
風の森 alphaシリーズ
奈良県御所市の「油長(ゆうちょう)酒造」さんの風の森シリーズ。
日本酒というと軟水で仕込む蔵が多い中、蔵の西側にそびえる葛城山からのミネラル豊富な超硬水を使って仕込まれたお酒。
ミネラル豊富な水質は酵母にとって栄養豊富で活発に活動ができる環境となるため、まるでスパークリングワインのようなフレッシュな酒質が特徴的なお酒です。
そのなかでもalphaシリーズはアルコール度数をワインなどに近い14度程度に抑えたもの。そのため、アルコール感も抑えられているため日本酒のアルコール感が苦手な方でも飲みやすいお酒です。
alphaシリーズは火入れという加熱処理をしていない生酒タイプのもの、火入れをした落ち着いた味わいが特徴のものと醸造の方法によっていくつか種類があります。
フレッシュ感を味わいたい方はalpha type1が、プチプチとした風の森ならではの飲み口を味わいつつ、落ち着いたテイストが好みの方はalpha type3がおすすめです。
https://room.rakuten.co.jp/room_1e6c8b54d3/items#!preview
央(おう)
福島県・会津坂下(ばんげ)町にある五ノ井商店さんから発売されるPB酒。
酒屋さんの向かいにある曙酒造さんで醸造されているお酒です。
ジューシーなお米の旨味があって、桃のような華やかな香り、甘みが感じられるお酒です。
キリッとしたお酒が好きな方には少し野暮ったく感じるかもしれませんが、飲み慣れていない人で、甘みが好きな人にはぜひオススメしたい一品。
華やかな香り、飲み口を楽しみながらお酒だけで飲んでもいいと思うし、ジューシーな料理とも相性がいいお酒だと思います
もともとは店頭、電話での取り寄せのみでの販売だったのですが、コロナ禍もあってか最近店舗のオンラインサイトからも買うことができるようになりました。
わざわざ買う価値のある一本!ということであえて紹介をしたいと思います。
神心
岡山県の嘉美心酒造さんのお酒。神という文字を使うのは畏れ多いと使っていなかったそうですが、蔵の100年を記念して数年前からリリースされたお酒。
そのなかでも、自社の田んぼで耕したお米を使った「自耕自醸」シリーズは根強い人気を誇る一本です。
酒米は岡山県で発見された酒米・雄町を使用。しっかりとした酒質が特徴的な酒米なのですが、いい意味で雄町とは思えないクリアさ、そしてしっかりと残るジューシーさが表現されている一本。
気がつけばあっという間に一合くらいなくなっちゃう素晴らしいお酒です。
フルーティというよりはリッチなぶどうのようなジューシーな味わいかもしれないですが、飲み口の綺麗さとフレッシュさはぜひ一度試してみてほしいなと思う一本です。
今回、5本に絞って書きましたがまだまだ紹介しきれないほどおいしいお酒はたくさんあります。
ぜひ、いろいろと試してみてもらえたらうれしく思います。
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