Chapter2 恋し生きる全ての女性へ送りたい詩
皆さんは辻仁成さんのこの詩をご存知ですか?
サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもとっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチハがやってくる
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
私はこの詩を読んだ時、ふと涙がこぼれました。
「孤独はもっとも裏切ることない友人」
その通りだと思います。孤独を感じ何度も涙を流してきました。
一体何がつらく悲しいのか。この涙が流れる意味はなんなのか。
「いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチハがやってくる」
いつかやってくるコンニチハのために今日を乗り越えよう。
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