建玉の練習【大底からの上昇ゴールを切った後】
今日のは【4921 ファンケル】の2001年5月のチャートです。
週足
現状と似たところを練習したかったく選んだチャートだったのですが、過去のデータが足りなすぎて週足が表示できませんでした。
なので、最安値が400円、オレンジが上から降りてきているので高値はもっと上にある底値圏の動きとだけ書いておきます。
日足
直近上昇局面だが、オレンジタッチで一旦の上昇のゴールを迎えている。
大底から赤の安値を2回つけて下げ止まり、緑赤の交差をしたなら青までワンターンで上げて欲しかったところ上げられなかった。しかし400円を割れたがすぐに戻り、下がってよい所で下がらないのは売り枯れ。上昇に入るも、青と緑の交差後に赤が緑を割っていることから、このチャートのゴールはオレンジになりやすいとみて、日足の上昇の局面判断は無視して週足下落局面が勝ちやすく、上昇5か月でようやくオレンジタッチなので、ここから売り上がり、オレンジをスッと越えるようならコストはオレンジ上に持ってきた状態で6か月目を待つ、オレンジタッチから下げるなら青をスッと割ってもらいたい、割ってくれればこの売りは前の安値400~500円までが狙えるのでリスクリワード良しと思って売り。
練習結果
①2-0
オレンジタッチをしているのでここから売り上がり。前の緑の高値よりも下の位置なので、このまま下ってくれれば底値までの道のりは早いか。
②余談1
緑タッチの陽線が出たなら、翌日は赤に乗る陽線が出ないと買いは辛いので安心。赤の下に留まってくれたので、このまま緑、青をスムーズに割ってくれるのが理想。
③2-0
赤の上に乗ったが、緑の下。余談1で弱さが見れた後なので、売り直し。
④余談2
この陰線のおかげで前日までが騙しの陽線になってくれたので、失望を得て青までは確実になってくれたのではと思う。
⑤2-0
青タッチまでスムーズに下げずに赤に乗ってしまった。しかし緑がオレンジの下で高値を付けているので、このまま上昇とは考えにくく、下落か横ばいと考えて良さそうなので、ここでも売り直し。上がるなら緑タッチで1だけ追加する。オレンジを越える上昇になったら、ローソク足が一度赤を割って再度赤に乗るまで待って、コストをオレンジ上に持ってきて逃げの建玉とすると決める。
⑥余談3
先ほどの緑タッチ同様、青タッチの陽線が出たのなら翌日は赤に乗って欲しい所、いかずに青の下の終値。弱く、青と緑が交差してくっれば底値までの下落見込みがほぼ確定するのだが。。
⑦1-0
赤に乗ったので一旦手仕舞いだが、1000円に負けるとみて売り直して売り継続。明日青緑を越える陽線さえ出なければ青と緑は交差するので良いが、一旦上げそうなので、緑タッチのところで3-0に出来るよう指値をしておく。
⑧2-0
このまま下にいかれると足せなくなってしまうので、ここで1追加しておく。
⑨4-0
予定していた緑タッチまできたので追加。既に青と緑が交差しているので、ここは下落の押し目とみている。
⑩余談4
緑を越えたが青までは上げられても許容範囲だと我慢していた。結果下がってくれて良かったが、なかなか動かなかったので全部の線が集中してしまった。移動平均線での局面判断は厳しく、且つ時間が掛かってしまうので、次紫まで下げた後に赤に乗る陽線が出たら、小さな横ばいになるとみてこのチャートからは一旦撤退すると決める。
⑪余談5
スッと紫を割ってくれたので、そのまま売り方針継続で良さそう。
⑫2-0
売り直し。もう緑が紫を割り下落局面が確定しているので、底値まで売りを継続。紫タッチで1追加予定。
⑬4-0
下落3か月でこの程度の下げとは弱い。紫タッチなので追加指値がかかったものの、緑まで越えてしまっているので、明日下げなければ損切撤退とする。終値でもう1追加し4-0に。1000円の節目を割ったのにすぐに復活は嫌なので。1000円に負けてくれるなら予定通り売り継続だが‥
⑭0-0
1000円に負けてくれたので売りを継続したが、ここから下がるならスッと底値まで下げて欲しい所下げずに赤の安値が短期で2回付く赤に乗る陽線が出たので怪しく、時間切れでもあったので手仕舞い。
感想
週足でも底値圏なことから思うようには下げなかったが、狙ったところはしっかり取りきれたので良かった。「下がってよい所下がらない」の判断は、危機管理にとても役立つので、変な主観が入らないようにしてこの感覚は大切にしていきたいなと思いました。
時間切れになってしまいましたが、その後紫の上まで出たのですね。ならば紫の上を数日キープして緑が青を越えてくれれば上昇局面が見えたのでしょうが、緑のみならずオレンジまで同時に割った陰線は、下げの狼煙でしたね。手仕舞い後にしっかり監視し続けていればちゃんと取れそうです。
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