20240229日記_独り言の頻度、めったに言わない私が独り言を言う時
独り言が多いか少ないか、という話題になる時、最近まで「言わない」と答えていた。独り言の有無は習慣だろうが、どこで差が出てくるのだろうか。家族兄妹が多い人間が、1人暮らしを始めたら独り言をつい呟いてしまうのだろうか。家族と棲んでいても、部屋で独り言を言うという人も居る。ところで、独り言を言う人は、「俺は(私は)独り言が多いよ」と言いがちで、それをアイデンティティの一つと考えているように思う。
最近独り言に近いものが、増えてきた。年をとったから、という納得されがちな理由ではない。理由は明白で、人間以外の同居生物に対して話しかけているか、競馬で大きく勝ったか僅差で負けたかした時に、声が出るようになったである。それ以外の時は殆ど無い。
同居生物についても、哺乳類でさえないため、言語によるコミュニケーションは一切成立しない。基本姿勢としては話しかけない。ただ最近は、「なんで??どうしてそんなことするの???」などの疑問がつい口に出てしまうこと、「いや、それは駄目だから、許されないから。流石に。お前、死ぬ気なのか?」などの生物の横暴に対する諫めが口に出てしまう。これは生物に語り掛けながらも、自分の生物に対する飼育姿勢を口に出すことで、自分に言い聞かせているのだと思う。管理が甘かったとか、観察が甘かったとか。
テレビを見ていて、声を出して突っ込みを入れるとか笑うとかいう文化は今まで全然わからなかったが、自分が金を賭けた馬が、走らされている様子を見て、そのレース結果によっては、もう、臓腑の底から、でかい声が出るね。ああ!!!部屋でこんなにデカい声1人で出せることってあるんだ!!!と後から驚いて冷静になって、るんるんしているか、一人蹲って頭を抱えているか、そのどちらか。
とにかくそういうわけで、最近独り言が増えた。元々、話すのが得意では無く、表情が乏しく、表情筋があまり動かない方なので、知人から、表情筋の衰えちゃうから独り言がおすすめだよ~、外だったらおかしい人だけど家の中だったら、どんどん言った方が良いよ~と言われていた。だから、独り言が増えたこと自体はプラス、としておこうと思う。でも入れ込み過ぎて、近隣住民から苦情が出ないように、気をつけたいとは思っている。
補記:競馬は、現地に行くより配信で観ながらネットで金銭をやり取りすることが多いが、YouTubeのLiveコメント欄がの民度がアレで、なかなか糞かつある意味面白いので、基本は消している。表示させると思わず、目が離せなくなる。「○○(騎手名)、生きて帰れると思うなよ……」などという過激な馬鹿コメントを見て、今まで笑えていたのだが、笑えない時が、ついにやってきた。駄目だ、このままでは……やばい、これ……そう思って、通っている格闘技ジムのクラススケジュールを即座に確認、なるべくハードな時間帯に予約を一気に入れて、競馬の勝敗の全てを忘れる努力をした。
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