朗読劇配信するで!

はじめましての方もそうでない方も、こんにちは、渡部佑美です。演劇をやっております。劇団はみだしぼっちという団体で脚本を書いたり演出したり、虚構の劇団で演出部をしたり、よそさまの公演で衣裳のお手伝いやら演出助手やら色々やっております。

今年で上京してきて3年目。稽古とバイトと稽古とバイトの繰り返しの毎日が、コロナショックのせいで急に変わりました。自分の劇団の公演はぎりぎり出来たのですが、虚構の劇団は公演が中止。そしてアルバイトがなくなりました。びっくりしました。ある日突然店長から「すみません、来週のシフト全部お休みでお願いします。また連絡します」とラインがきまして、すべてのシフトがふっとびました。ほかにもバイトはしているのですが、そちらももれなくふっとびました。死ぬかと思いました。

演劇のために上京してきたのに演劇ができない。バイトもできない。しょうがないから実家に帰ろうと思っても感染リスクの為帰れない。(あと地元ではコロナ発症者の家に石が投げられたり落書きされたりしているらしくてその人の個人情報を市全体が把握しているようで恐ろしくて帰れない)

あー地獄地獄地獄かな。なんとか食いつなごうとユニクロの倉庫のバイトに応募したら、面接についてのメールがきた数時間後に「施設閉鎖になるかもだから今度ね」と追撃。なんなのかな。死ぬのかな。死んじゃうのかな。

でもまだ死ねないので友人の593氏に教えてもらってハンドメイドマスクをミシンでカタカタやりまして心優しき皆さまがたくさん買ってくださって今日も何とか息ができております。その節は本当にありがとうございました。4月のバイトの給料が一万ちょいだったので、本当に支えてくださる皆さまがいなかったら真面目に死んでいました。ありがとうございます。

そして身体的には生きているのですが、演劇ができないせいで精神が死にかけています。そこで朗読劇配信ですよ。演目は「落研怖い」劇団はみだしぼっちの第七回公演でやった話です。私がかつて所属していた落語研究会への憎悪を煮詰めてかいた作品です。

出演するのは、はみだしぼっちのこれまでの公演に参加していた役者たち。彼らもまた困窮しております。少しでも彼らの生存率を上げるために、全員にnoteのアカウントを作るよう言いました。もし配信を見て、少しでも良いなと思ったら、お好きなキャストへのサポートをよろしくお願い致します。

朗読劇について詳しくはこちら

乞うご期待!

この記事が参加している募集

#自己紹介

233,563件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?