メンタルは低反発4つのポイント〜スマホとの付合い方
最近、メンタル疾患を発症するケースが多いといわれています。
今日は、ぼくなりのストレスとの付き合い方をお伝えしたいと思います。っていうか、ぼく自身もメンタルが強いのかわかりません。
ただ、今僕が心がけていることをお伝えしていきます。
最近、全然違うジャンルの本を2冊読みました。1本は樺沢紫苑さんの著書「精神科医が教えるストレスフリー超大全」もう1本はカル・ニューポートさんの著書「デジタル・ミニマリスト」の2冊です。
今日は、最近ストレスで悩んでいる方や、メンタルで悩んでいる人が近くにいて、どう接したらいいかわからない人にぜひ見てもらえたら、これは僕なりの対処法ですが、参考になればと思っています。
参考になったなって方がいらっしゃったら、チャンネル登録していただけると嬉しいです。また、いつも登録していただいている皆さん、ありがとうございます
きょうの目次です。
メンタル事情
報道では、国がすべての地方自治体を対象として、メンタルヘルスの不調に伴う休職職員数や予防策を尋ねる大規模調査に乗り出すとありました。
19年度の結果によると、メンタルの不調が理由で1か月以上休んだ職員は、10万人あたり1643人(全体の1・64%)。1999年度は327人(同0・32%)で、20年で5倍に増えたということです。
総務省のまとめでは、20年度の自治体職員(教職員や警察官、消防職員を含む)は約276万人。ピーク時の1994年度の約328万人から、約52万人減少した。
一方、人事院によると、メンタル不調で1か月以上休んだ国家公務員は、19年度は4186人(全体の1・51%)で、過去10年で人数、割合ともに最多だった。
自治体の業務の種類は減らない一方、IT化などによる業務の効率化が民間に比べて遅れており、職場環境は厳しくなっている。
確かに、心の健康を崩して休職される職員がおられます。その原因は対人関係がぼくの周りではほとんどですが、原因はさまざまです。
メンタル疾患って、言われていますが、
うつ病、うつ病にも短時間治療型うつ病、脳機能障害型うつ病、脳機能不全型うつ病、いろいろ種類があるようです。ADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、HSP、専門家じゃないんで間違えてたら教えてほしいんですが、いろいろあるようです。
その中でもうつ病の発症は、ストレスが大きく関係するといわれています。
いま経済やシステムの構造が変化し、ライフスタイルの急激な変化や進歩に対応しないといけません。そうした社会背景が、うつ病の患者さんを急増させているのかもしれません。
そのライフスタイルの変化のひとつ、スマホとの関係を見てみましょう。
スマホ依存症
ひとって、承認されたいもの。ぼくもその傾向が強いです。
iphoneが発売されたのは2007年と14年前。今ではiphoneも12が発売されるまでになりました
iphoneは、最初ipodと電話がくっついたコンセプトだったそうです。
スマホは、ひとの欲求からすると、人とつながる機能が満載で満たしてくれるものです。
マズローの5段階要求説では、人間には、ピラミッド型に5段階の欲求があり、下の欲求が達成出来たら、上の欲求を欲するというものです
この3段階目では、親和の欲求ってのがあって、ひとは誰かと繋がりたい、何かのグループやコミュニティに所属したり、つながると、オキシトシンが脳内に分泌されて、幸せを感じるということです。
3段階目を満たしたら、次は4段階目の自尊、承認の要求を欲します
スマホは、SNSでいろんなコミュニティがあり、いいね、とか、チャンネル登録数などで承認要求を満たしてくれる期待をさせてくれます
そして、さらに自己実現の欲求を期待させます。
この時、脳内にはドーパミンが分泌され、さらに気持ち良くなっていきます
これが、スマホ依存症の正体ではないかと思ってます
誰もがが、誰しもが世の中承認して欲しい、僕の意見を聞いて欲しい そう思ってたとしたら、それがディスりになったり、誹謗中傷になったり、正義感が止まらなくなったり、これが炎上の正体ではないでしょうか。この人たちも、中毒になると止まらなくなる、そんな構図だと思います
ストレス大全では、癒しや安らぎ、気分のいい時に分泌されるセロトニンがあったその上で、オキシトシンやドーパミンが分泌されることが、健康上は必要ということでした
スマホは、人の欲求に応えるいいアイテムですが、どうですか?癒しが必要ではないかと思いませんか
先日、ランニングをしているときのお話です。
いつもYouTubeをかけて走ってると、ちょっと気持ちが悪くなる時がありました。
だいたい、最近とあるキャリアに乗り換えて、非情に電波が悪くって、走ってる途中にフリーズする。もうそれだけで、走ってられるかって気持ちになったのもあるのですが、とにかく
情報の海におぼれそう。
スマホうるさい!しゃべるな!
ぼんやりしたい。
こんな気持ちになって、鳥の音、車の音、生活の音、人の声、いろんな自然にある音を聞きながら走りました。
気持ちいい。
その時に思い出しました。
大体、いいアイデアが生まれるときは、いつも、何もしていないとき。
ぼーつとしているとき。
例えば風呂の途中、車の運転しているとき、そしてランニングしているとき。こういう時に、アイデアや発想が生まれてきます。
セロトニンが分泌されているんでしょうか。
この時は、自分の力の100%、もしかしたらそれ以上の効果が発揮されると思います
デジタルミニマリストの本では、スマホ断ちをするお話ですが、そこまでしなくても、たまに耳や目を休めて、ぼんやり意味のないことをするのも大事な時間かもしれません。
スマホタイムは、やらされる仕事とは違って好きな時間で遊びみたいに時間を消費するのですが、仕事みたいに脳を働かされる。ここに危険があるように思います。
ストレスが最近たまっているなって人は、一度スマホを休めてみるのはおすすめだと思います。
自分を受容する
さて、ぼくもメンタルがヤバい時がありました。そんな時、ぼくは一人で思い切り落ち込むことでストレスを発散させてます。ダメなところ、自分で行けてないって思うところ、いっぱい嘆きます。これでたいていは立ち直ります。
でも、それによっても無理な方は、誰かに話を聞いてもらってください。そして洗いざらいすべてを吐き出してしまってください。また、周りにそういった方がいらっしゃたら、ぜひ声をかけてお話を聞いてあげてください。
また、それでもよくならない方は、医者に行くことを迷わないでください。メンタルの病気は、普通の病気やケガと同じように、まずは休むこと。そして、治療することが大切です。
メンタル疾患って昔からあるはずですが、近年、こうして心療内科も街中にあるというのはなぜかと思っていました。でも、病気にかかった自分を責めるのではなく、風邪を引いたとかと同じように医者に行く。そして医学的に証明されている方法で治療するというのも大切なんだと思います。
病気にかかった自分も受容して、治療する。またメンタルは完全には治らないケースもあるときいていますが、それは個性の一つとして自分がきちんと理解して、特性を生かせる場面を選んでいくというのも一つの考えではないでしょうか
メンタルは鋼じゃなくて低反発で
さて、ここからはぼくのストレスとの付き合い方をお伝えしていきます。
参考になれば、ぜひ一度試してみてください。
①物事に鈍感になる
昔から、回りの状況に実はあまり気が付かないことが多い僕は、例えば噂とかにも鈍感なのかもしれません。鈍感は時には自分の武器になります
②仕事はきらい。だから短時間で最低限でいい
僕は、基本的に仕事が大嫌いです。プライベートでは、なるべく関らない。そう決めています。先日からふくやまにあチャンネルでYouTubeを発信しています。そこでは等身大の自分をさらけ出すつもりで、仕事の面での自分も含めて表現しています。
僕もこの文章を考えているときに、仕事のことが少しでも触れると、しんどくなる時があります。それは、YouTubeの発信は仕事ではないのに、仕事のことに触れるというギャップに苦しみます。それだけきらいだということです。
③自分をフォローできる道を創る
アメリカのキャリア理論家ハンセンは、人生は4つのLが大切といってます。4つのLとは、
仕事(Labor)本業・副業問わず、収入を得る活動
愛(Love)家事、育児、介護、ペットの世話など、大切な存在と過ごすため時間
学習(Learning)読書、通信教育、セミナー参加などの自己啓発
余暇(Leisure)趣味、ボランティア、地域の活動など、他の3つに当てはまらない活動
であり、これらがパッチワークのように織りなすことで、人生が美しくなるといってます。
仕事だけ、家庭だけじゃなくて、〇〇がだめでも、ほかに頑張ってるって自分を受容できれば、それはストレスが少なくて済みます。
④ニュートラルでいる
物事に絶対の自信なんて持たない。いろんな人の意見をこだわりなく聞いて、自分に取り入れるようにする。自分がどのギアでも進めるように、いつもニュートラルにしておく。
この4つくらいが、ぼくがストレスをためない特徴なのかもしれません。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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また、いつも登録いただいている皆さん本当にありがとうございます。
フクシンでした
またね
ぼくも決して強い人間じゃないです。全然弱い。でも、自分がよければそれでいいんじゃない、って気持ちで。楽に生きましょう。ね