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タップダンスはエモーショナルに!~このスタイルには共感したい

 今日はタップダンスのお話です。

 ぼくがタップダンスに出会ったのは、20歳のとき。高校時代からなんとなくダンスをやりたくて、でもそんな機会がなかなかなかった。でも大学2年の時に、一念発起してダンスの世界に飛び込みました。

 今日は、そんなダンスを始めたきっかけとか、それからのこと、そして、今、目指したい姿タップライフスタイルについてお伝えします。

 今日は、タップダンスをやってみたいけど、大阪ライブシアターの目指すタップダンスってどんな感じかなって思っている方、またまた、別のジャンルでも何か、世界観を創っていきたいって方、通じるものがあると思いますので、ぜひ最後まで見ていただければと思います。

 今日の目次です。

ダンスを始めたきっかけ

 ダンスでもほかの人がやっていないものというのでタップダンスがありました。

 高校の頃の僕って、ずっと生きている感じがしなくって、でも、とあるアーチストのライブに行ったとき、全身に電流が走りました。これだ、これ、生きてる生きてる。ぼくって

 でっかい音響、まぶしい照明、そして何よりもアーチストのパフォーマンス、舞台を飾るダンサー、ミュージシャン。

 舞台の世界は、僕を夢の世界に連れて行ってくれました。これだ!

 僕はこの、舞台の世界にどうすれば近づけるのか。いろいろ悩みました。

 クラスで目立ちたい、自分がいることを示したい!いつもそんなことを考えていた僕は、歌っている自分、踊っている自分、照明をつけている自分、監督している自分、いろいろ妄想しながら、舞台の世界に近づける方法を模索しました。

 高校からミュージシャンになれないかとギターを始めました。でも、なんか違う

 大学からは劇団の養成所にも入り、芝居も始めました。でもなんか違う。

 パントマイムも始めました。でも違う。

 本当はダンスをやりたくて、ずっとやりたくて、まちのダンススタジオに視線を送りながらも、「僕には無理か・・・・」と思っていました。悩みながらこの間、高校生3年間と大学2年間の5年間を費やしました。

 でも、ある日、劇団を離脱してから、自分が世の中にのし上がっていくには人と違うことを・・・・

 って自分で言い聞かせ、ついにダンススタジオの門をたたきました。

 人が思い切って動くときには、自分への言い訳も必要なんですよね

 で、自己紹介でも言ったのですが、3か月でダンサーレベルになる意気込みで、当時一番スパルタな先生にダンスを一から習いました。

 その時のダンサーのイメージは、映画コーラスラインのグレッグバージ

 3か月でグレッグバージになってやるってはじめたのが、シアターダンスです。

 タップダンスは、それから1か月後。当時から、どうやって音が鳴ってるんだろ?って不思議だから。それと、あまり周りでやっている人がいないという理由で始めました。

 3か月ではダンサーにはなれないなって気づいたダンスを始めて、2年後くらいからは、バレエも始めました。バレエは進化を続ける科学です。やはり長年続く文化には理由があります。

 こうして僕のダンスライフが始まり、ダンスの舞台にも経験させてもらいます。でもダンスの舞台って何か面白くない。芝居をやっているときもそうなんですが、飽きるんです。どんなにおいしい肉も、肉ばっかりではおいしくなくなります。

 食前酒があって、前菜があって、メイン料理があって、デザートがあってっていうストーリーが舞台では必要では?と思っていました

 27歳の時にニューヨークに行き、帰りの飛行機でこのイメージをかたちにしようと思い、知り合いのピアニストや芝居の仲間を誘って、自分の主催するグループ「大阪ライブシアター」を立ち上げました。1992年のことです。ここでは、今でいうマルチメディアを駆使し、音楽や映像、すべての要素をオリジナルでつくってストーリーでつなぐ、そんな舞台づくりをしています。

 それから数十年、軸をタップダンスに移しています。

 タップダンスに軸を移したのは、なによりもニューヨークに行ったときに、日本とのレベル差が大きかったことです。

 日本でも今では、レベルの高いダンサーがYouTubeなどで発信されていますが、でもやっぱり広がりは成長途上だと思います。だからこそ、成長の可能性が高い。

 タップダンスって、お洒落なイメージがあるでしょ。これも、いろんな人が関わって商品化できる可能性があると思うんですよね。

 例えば、タップをしたいって人向け。タップのレッスンをもう20年以上やっていますが、うちでタップをやる人はたまたまかもしれませんが、頭がいい。タップダンスの友のブログでは、脳科学にいいっていうことが説明されています。

http://tappersfriend.com/ 引用

 タップをするときには、めっちゃ頭を使います。レッスン中には糖分補給でチョコレートを片手に進める場合もあるようです。

 また、音と体の動きをセットで覚えるので、脳がくたくたになります。


ぼくが想い描くタップダンスのスタイル

 タップダンスには、大きく2つのスタイルがあって、うち1つはフレッドアステアやジーンケリーなど往年のアメリカのミュージカル映画に代表されるブロードウェイタップのスタイルがあります。このスタイルでは、どちらかというとダンス+タップという感じで、ジャズをバックにとにかくきれいに踊る。そんなイメージがあると思います。

 もう一つは、音が主体になるリズムタップというスタイルです。こっちは、タップ音を楽器のように見立ててリズムを創る。聞かせるというところにあって、タップ+ダンスという感じです。音楽は、いろいろ。ヒップホップもあれば、ジャズもあったり、いろんな曲に合わせたり、またある時にはアカペラで流したりもすることがあります。

 どちらも、実は同じ基礎でできていて、リズムタップは音を聞かせることが大切なので、ヒールやボール、いろんな音をより多く使うくらいの違いかと思います。

 僕が思い描くタップダンススタイルは、ダンス+タップというスタイルで、ただどんな音楽でも歌えるように、感情が表現できるダンスです。

 歌がそうであるように、タップの音、体の動き、全身で空気を創っていく。そんなタップダンススタイルを思い描いています。

 また、わかりやすい、でもマネが簡単にはできないリズムもスタイルとして思い描いています。

ファンベースを大事にしたい

 最近、佐藤尚之(さとうなおゆき)さんの「ファンベース-支持され、愛され、長く売れ続けるために」という本を読みました。

 この本では、 たくさんの人がファンになるわけはなくて、20%の少数のコアなファンを大切にすることが大切だと伝えています。

 また、ファンの支持を強くする3つのアプローチとして、共感・愛着・信頼を強くする、さらに、熱狂される存在に、無二の存在に、応援される存在になることが大切であるということを伝えています。

 この本にあるように、大阪ライブシアターのタップスタイルが好きな自分がイケてるって思っていただけるようにしていきたい。

 タップを軸にしたライフスタイルを持つ自分自身がより自信を持てるようにしていきたい。そう思っています。

 その為にも、レッスンに加えて、動画やイラスト、舞台、いろんな場面でエモーションがかきたてられる出来事をアクセスしやすい場所で創造し、発信していきたいと思っています。

 特に、ストーリーというのは大切にしたい。レッスンでも、舞台でも、なんでもストーリーがあって、感情が動くんだと思います。こうしたストーリーを奏でながら、ある人にとって特別なストーリーを描いていきたいと思います。

 また、タップって、いろんな人と音でつながる、動きでつながることができます。コミュニケーションにも価値を見つけていきたいと思います。


今日のまとめです。

ダンスを始めたきっかけ

 いっぱい回り道をしながら、ようやく20歳の時にダンスに出会ったぼくは、シアターダンスとタップダンスを始めました。

 タップダンスは、特に日本でも発展途上でもあり、自分なりのスタイルができると思い、追求してきました。

ぼくが想い描くタップダンスのスタイル

 タップダンスには、ブロードウェイスタイルとリズムタップスタイルがありますが、ぼくは、どんな音楽でも歌えるように、感情が表現できるダンスタップの音、体の動き、全身で空気を創っていく。そんなタップダンススタイルを思い描いています。

 また、わかりやすい、でもマネが簡単にはできないリズムもスタイルとして思い描いています。

ファンベースを大事にしたい

 ぼくは、たくさんの人じゃなくていい。一人でも、大阪ライブシアターのタップスタイルが好きな自分がイケてるって思っていただけるようにしていきたい。そう思っています。

 タップを軸にしたライフスタイルを持つ自分自身がより自信を持てるようにしていきたい。

 その為にも、レッスンに加えて、動画やイラスト、舞台、いろんな場面でエモーションがかきたてられる出来事をアクセスしやすい場所で創造し、発信していきたいと思っています。

 また、ストーリーを奏でながら、ある人にとって特別なストーリーを描いていきたいと思います。

 また、コミュニケーションにも価値を見つけていきたいと思います。


 今日も最後までおつきあいいただき。ありがとうございました。

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 またいつも見ていただいている皆さん、ありがとうございます。

 フクシンでした。またね。


PS:ワクチン2回目を打ちました。不安いっぱいでしたが、打った後は、結構平気です。でも、明日熱が出るのかな。


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