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いろんなこと、コロナで再確認中。

by Tocoton 角元 良

2020年。
コロナによって日本だけではなく、世界中で「いままで通り」が変わった人は多い。

独立して9年目。
事務所と自宅を一緒にして1年目。
私は、世界中の人が仕事のやり方や付き合い方を変える中で、
変化がなかった数少ない部類の人間だ。

「なんも変わってへんやん」とよく言われるが、実はちょっと変わった。
人生に対する価値観や考え方がより一層研ぎ澄まされた感覚がある。
<自分の人生は何が大事で、何をしたくないのか>という事がかなり明確化した。

もともと大企業に属することや、常に最先端でいること、大きな会社にステップアップする事には興味はなかったが、今回の劇的な変化の中で再確認したのは「自由になる時間」が必要不可欠という事実。

コロナで見えた!新しい働き方と自由。

商売をするなら利益は必要。自由な時間よりもまずは利益や!
これは消費社会を生きるなら、今も昔も変わらない絶対的原則だ。
生きるためだけなら、物々交換でも生きていけそうなもんだが。

ただ、この消費社会との関わり方は選択・調整可能だということも事実。
たとえば複数の仕事をかけもちして、管理するなら
1つあたりの収入がちっちゃくても、なんとなく暮らしていける。
自分で管理することで、「自由になる時間」も確保できる率は高い。

時間が自由になると、楽しんで制作する!という気持ちが蘇ってきた。
遊びながらつくる楽しさ、再確認中。

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いろんな事をやり始めてから気づいたちょっとしたこと。

情報が多すぎるということ。
さらに、情報過多だからといって、ペルソナだー、流行りはこんな内容だー!と決めつけて物を売るやり方にも疑問が出てきた。

たとえば、
・いつまでも日本と海外を区別する売り方。
(アジアも欧州もアフリカもなんも関係ないんじゃないかな?)

・ジェンダーフリーだと言いながら、男性誌・女性誌という本の作り方をする。
(二極化だけが悪いんじゃなくて、性別で決められることなんてほとんどない)

・メンズ・レディースという服のカテゴリを作ってトレンドを決める。
(好きな服のテイストをいろんな人が着れるようにサイズ展開を多くするとか?)

・子育てをするママに仕事のスキルをつけてもらうためのサイト。
(子育てしてるパパはどうなる?)
 etc....。

差別化を図って、ターゲットを絞るのはわかるけども、やりすぎな気がしてきた。
作り手が決めつけて制作するのは違うんじゃないかな?
選ぶのは相手であって、制作する側じゃない。
利益を追求しすぎている気がする。
(こんなん言うてると理想家か!とヤジが飛んできそうや 笑)


兼業デザイン屋という働き方。

この消費社会との関わり方を変えつつ、自分の時間を持つために
デザインという考え方・技術を使いながら
他の分野とコラボレーションをする働き方にシフト中。
ちなみに今は、陶芸家とコラボをしてWebショップを運営中。

陶芸Tocoton
バルセロナ出身の陶芸家の作品。暮らしを楽しむためのうつわ。
https://tougei.toco-ton.com/

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ものづくりや観光業にも関わり、人との交流しながら複数の仕事をしつつ
新しいTocotonというフィールドを広げていきたい。
自分のできることを決めつけず、雑草のように川のように状況に併せて
しなやかに環境に順応できればいいなぁと思う2020年 初秋。

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Tocoton(とことん)では、ただいま補助金申請を活用したデザイン制作も承っております。
ロゴ・名刺・チラシなど新規OPENの会社さんお店さんが必要なモノもつくります。
動画制作も可能。さらにHP制作・更新の方法や制作スキルを覚えたい方への講師もやってます。他分野でコラボしたい!って方いたらご連絡ください。フットワーク軽くすぐ行きます。
https://toco-ton.com/

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