『ツイてないなぁ…』その欠乏感がエネルギーになる

『ツイてないなぁ』って思うのは、誰でもよくあることだと思う。


でも思い返してみると、「ツイてない」ことが今の自分の人生における必要不可欠な出来事だったってこともある。


僕は「欠乏感」に背中を押されることが多い。

受けたかったのに受けられなかった講座があるから学びを求め、復習する。

離れなければいけなくなった場所に行き、容易に会えなくなった人達に会うことを目標に、日々の原動力にする。



僕が心理学に出会い、扉を叩いてから、今日で15年になる。


ことの始まりは、横浜で開催される予定だったセミナーに行けなかったこと。


すごいと評判のセミナーチケットを手に入れたのに、台風が来てる。


泣く泣く参加は諦め、でも気持ちは諦めきれず、手元に残ったパンフレットを名残惜しげにめくる日々。


そして見つけた。

それが15年前、日本メンタルヘルス協会 体験講座の案内だった。

嬉々として参加し、そのまま基礎コースの申し込みをした。

でも、もしあの時、横浜で衛藤先生の講演会を聴けていたら…

きっと体験講座には行かなかったし、講座に通うことはなかったに違いない。


いまだから分かることがある。

欠けていること、満たされていないことは決して不幸じゃない。

欠けているからこそできることがあり、満たされないことがあるから気づける幸せがある。


マズローの欲求5段階説にも、最初は欠乏エネルギーが次の段階に進む力になるとある。


欠乏感が原動力となり、その先にある現実を楽しむ力に導いてくれる。


『ツイてないなぁ』と思ったあの出来事は、僕にとって最高の未来をもたらしてくれ、素晴らしい出会いに導いてくれた。


僕はとてもツイてる。

今日は、本当の幸せを求めて、原点に戻り、感謝し、行動する。そんな幸せな1日。

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