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映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」スパイダーマン×グウェン×前後編の是非

スパイダーマンはノー・ウェイ・ホームが良かったので、本作も楽しみだった。まさかの前後編構成で驚いたが、スパイダーマンユニバース的な世界観の拡張は素晴らしかった。実質的にグウェンが主人公で、開幕のミゲルとの連携が良かった。前作でマイルズのスパイダーマンとしての決意や運命は描いたので、今回はグウェンの家族とマイルズの運命を描いているのが本作だ。家族はスパイダーマンにとって重大な要素であり、スパイダーマンの作品で何らかの形で関係している。グウェンは前作でマイルズと先輩として関係していただけに、深く描写されると感情移入しやすくなる。

とはいえ、前後編なのは少しキツイ。かなりいい部分で終わっているから来年まで待てない気持ちでいっぱいだ。インフィニティウォーみたいに絶望感はなかったのでまだいいが。ラストのバンドメンバー集結は前作を診ているとめちゃくちゃワクワクしてしまう。前編なのは残念だが、テンション爆上がりなのでトントンだ。来年春公開だから今から楽しみだ。ワイルドスピードもそうだが、人気作は分割して前後編、三部作にすると観客を呼べるのかもしれない。まあ、ファンは来るし、配信などで過去作も見ることになる。ファンとしては、ヤキモキするが公開されたときのテンションの上がり方がやばいと思う。

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