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映画『怪盗グルーのミニオン超変身』感想@怪盗グルーと家族のヒーロー

■怪盗グルーと家族のヒーロー

・ミニオンが主役なんだけど、グルーの家族よりもグルーの高校とマキシムが印象的。今回はグルーよりもマキシム。何かラストはいい感じにグルーと仲良くなるんだけど、学生時代の記憶とか当てにならないなと。

・グルーもマキシムもどっちもどっちでなんとも言えない。高校時代、お互い様でマキシムもグルーに悪いことしてる。ただ、恨みって些細なことでも大人になっても覚えているのが怖く感じた。

・マキシムも恨みとか無かったらいいやつだったのだろうか。まあ、高校時代でグルーに悪ノリでいたずらしているから恨みがないだけで同じかもしれない。グルーの相棒ていうか、協力者にはなるかも。

・今回はグルーが無理矢理動かされているように感じた。グルーが反悪党同盟のエージェントになったからまわりから言わないと怪盗にならないからだ。今回は隣人のポピーとマキシムに影響されて怪盗に戻ったが、そっちの方が活き活きしているのは皮肉だった。赤ちゃん用のグッズで高校に侵入したりしてもはや何でもありだった。やはりグルーは怪盗の方がいいんじゃないの?と何度か突っ込んでしまった。まあ、シリーズを重ねて家族を持つことでヒーローになりつつあるからストーリーとしては難しいのかも。

■ミニオンと吹替とスーパーヒーローと

◯ミニオンって何か分からない。吹替で観ても、いまいち何を話しているか理解できない。ただ吹替だと日本語っぽい単語を話しているから何となく意思疎通はできそうだ。見た目もかわいいが、仲間には割と残酷でひどいことをしていたりする。その割にグルー一家には従順だから不思議だ。

◯今回はスーパーヒーローのメガミニオンが誕生したけど、やはり役に立たない。人助けが逆に恨まれることにもなる。活躍する機会もあるし、コミカルではある。どこか抜けているミニオンも見せ場はあるから、カッコ良く見えたりもする。大人数だから悪になったら脅威だ。


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