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映画「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」感想 ゲームを実写化した思い出補正前回の作品


バイオ1と2をミックスさせて作られている。一つがっかりなのが、レオンの待遇。賑やかしキャラになっていて、音楽聞いていて、至近距離に来たゾンビに気づかないほど。ショットガンはクレアに取られて、マグナムはまさかの所長が持っていった。バイオ2の彼は消えてしまった。まあ、別の3Dアニメでは主役だしと無理やり納得させたが、あっちではクリスもいる。何か、レオンの印象を変えたくなくて出した印象。カッコいいクレアと強いクリスだけがゲームのままだ。あとは、ボスもゲームと同じなのがいい。実写のレベルは高いが、なぜかクレアとクリスまわりだけだった。
まあ、内容はゲームに沿っているから中々にたのしい。実写にしては、CGレベルも高い。一番印象的だったのは、町外れの飲食店の話だ。女性店主が警官とワイワイしているが、最近体調が悪いらしく、疲れているみたいなシーンがあるが、これはバイオハザード2の前日譚みたいなものであり、ゲームを知っていると、いよいよ来るか!と恐怖と驚愕がやってくる。映画ならではのこーゆーシーンは非常に楽しくなる。作られるか分からないが、バイオ4でもしてほしい。村に到着する前に警官とワイワイするシーンがあれば楽しいはずだ。
実写ということで、ラクーンシティの日常が描かれているのが良かった。ゲームではいきなりバイオハザードが始まり、ゾンビとの戦いになるが、レオン達が暮らしていた街にこんなことが起こるなんてと感じたからだ。描きたかったのはこーゆーところだったりしたのかもしれない。日常が崩れていくのは、映画ならではの出来事。うまく、ゲームにミックスさせている。クリス達の日常もあり、バイオ2では、書類かなにかの情報でしかなかったクリス達の勤務の様子がわかっただけでも見る価値はある。1と2が合体しているからこそのイベントだ。

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