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映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」口コミ×シアター大×年末年始の観客

○年末年始になっても、かなり人が入っていた。大きなシアターを割り当てられているから、かなり動員が期待できるのだろう。口コミで広がるタイプの作品でら君の名は。みたいだなあと思った。内容は昭和30年でかなり残酷で救いがないだけに不思議ではある。ただ、鬼太郎が誕生する明確な場面があるから鬼太郎0みたいな印象である。公開週にわたしは観にいったが、客はまばらだったように思うし、座席もある程度自由に取れた。今でも前の方なら確保できるが、観やすいシアター中央付近はかなりうまっている。アニメ映画は2周目あたりからまばらになるのに、この作品は2周目あたりから人が入っていた。入場者特典も2弾は翌日にはなくなっていたように思うし、口コミの力は凄まじいなと。シアターも今も大きな劇場を割り当てられていて、ちょっと怖いぐらいである。令和になってまさか鬼太郎が人気になるとは非常に驚きだ。

○閉ざされた村の物語とは。他にも閉ざされた村とか集落の物語があり、一族の闇とか隠し財宝とか遺産とか様々な目を引くものはある。ただ、とある一族の闇というテーマは昔から映画やドラマでも表現されていた。闇を暴く行為が探偵に似ているからこそ長く作られるだと思う。本作は妖怪よりも人間の怖さがあり、一族というか一人の野心強き人間の闇が垣間見れた。妖怪はあくまで舞台装置であり、本質は人間って怖いことだと思う。

○今日の座席予約見てもやばかった。平日の昼間なのに、7割以上埋まっていたし、レイトショーとかほぼ満席。なんでこんなに人気なんだろう?鬼太郎は有名だけどここまでとは。時代設定が昭和30年の出来事で日本が頑張っていた時代。山奥の村でのまるで金田一耕助が出てくるような世界観。そこに妖怪がいるのだけど、一番怖いの人間という話。鬼太郎の父と水木が村の謎を解いていくが、ものすごく悲しい話だ。

○ゲゲゲの鬼太郎はかなり久しぶりでたぶん10年以上見ていないはず。子供の頃に観て依頼だ。悪魔くんがNetflixで配信されていて、つながりも少しあるとか。水木しげる生誕100年記念作品として制作されていて、鬼太郎誕生の物語であるが、内容はグロい場面もあり、ある風習が残る村での凄惨な物語である。鬼太郎がどのように生まれるかよりも、水木とゲゲ郎のバディの印象と救いのない話が記憶にのこる。

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