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映画「恋するプリテンダー」感想 偽りの恋人×両親のお節介×ヒロインと元婚約者が気の毒

■疑似恋愛は惹かれるものがある。嘘の恋人関係が気づけば本当の恋愛関係に発展する。これって、最初は偽だから割り切っていた関係の変化、つまり「あれ?この人、良いところあるじゃない」という相手への評価の変化が多分にあるんだと思う。好きでも何でもない人がある日突然好きでたまらなくなる。

■ヒロインのビーの両親が何だかヤバかった。長女の結婚式に妹の元婚約者を連れてくるなんて。しかも、ビーは疑似恋人でベンがいるから、元婚約者も一人ぼっちになるしでめちゃくちゃだった。両親はビーに弁護士になってほしかったらしいが、押し付けみたいで、ビーはロースクールを辞める。観ていると、ビーの話をまったく聞いていないようだった。話は聞くが都合の良い部分だけ。元婚約者のジョナサンも一人でなにするんだよみたいに所在なさげ。最後にはベンの元カノのジョナサンとくっついたが、割と気の毒。まあ、ビーにまだ気があったようだから吹っ切れたのは良かった。結婚式なのに前準備で一週間くらい島に渡っていたから逃げ場がないからこそ上手くいったのかも。ビーも少し気の毒。

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