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映画「七人の秘書」感想 秘書のスパイ×勧善懲悪×釣りバカ日誌のキャラ

Netflixでも公開していて、気になったから観てきた。やっぱり、七人もいて一人も顔割れしていないのはなぜだと感じだ。何度も違う職業で潜入しているから、いつかバレるのでは?とハラハラした。特に、主人公の千代とか、銀行やクラブでナンバー1だったから、業界人に顔割れしていると思うのだけど。今回は、クラブで政治家と接触するシーンがあるだけに大丈夫かと。スパイなのに変装なしでさ侵入はいろいろと破綻する気がする。今回は、変装用マスクも出てきただけに少し残念だ。まあ、創作だから仕方ない部分はあるが、粗があるように見えるのだ。癖物の7人だからいいのだろうか。ただ、今回は江口洋介演じる敬太郎にロマンスがあるのは良かった。しかし、巨悪と言われる、九十九道三は、笑福亭鶴瓶もいいが、西田敏行が良かった。というのは、主役に広瀬アリス、ゲストに濱田岳だからだ。釣りバカ日誌のキャストで、広瀬アリスと濱田岳が結婚するドラマで共通点がある。本当の黒幕は別にいるが、ラストに道三と岸部一徳演じる栗田が病室で漫才するから、ドクターXっぽくていい。広瀬アリス演じる七菜は何か頼りない感じがする。これはシリーズでもそうだったが、スキルもないのに突撃しすぎで怖くなる。冷静になればいいのに、今回は命の7危険もあったわけだから、何をしたいのか分からない。確かに婚約者の行方を追うのは分かるが、今回はマジで危なかった。結局、物語の表面を追う役割なので、活躍は少ない。まあ、愛を突き通す姿勢は優れている。

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