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AI検索エンジンに聞いたレシピだけでぶりの頭大根つくってみた

ぶりの頭(「あら煮用」を沖縄、名護のサンエーで見つけたので、買って、AI検索エンジンと相談しながら料理をしてみました。

Perprexity Pro Seachが結果を出すまでの流れ

AI検索エンジン「PerprexityのPro Seachモード」に「ぶり大根の美味しい作り方教えて。ぶりの頭とアラがあります。」と聞いてみました。
(つくる前から、あら煮じゃなく、ぶり大根になってますね)

Pro Seachでは、まず「美味しいぶり大根の作り方」を検索するために、「ぶり大根 作り方」「ぶり大根 レシピ ぶりの頭」「ぶり大根 アラ 料理」で検索して、6つのページの情報を取得したようです。

6つのページの中から「ぶりの頭とアラを確認」するステップに移ります、「ぶりの頭とアラを使った作り方を見つける」ことができた(Gathered sufficient information -   十分な情報収集)と判断して、答えを返しました

Perprexityの思考と答え全文はこちら

PerprexityのPro Seachは6つのページを参照した

サッポロビール、白ごはん.com、cookpad、楽天レシピ、みんなの料理は2ページありますが、渡辺あきこさんと土井善晴さんバージョンが参考にされていました。太字のサイトが回答に利用された(言及リンク付きの)ページです。残りの2ページは回答に利用されませんでした。


ぶり大根のレシピ(Perprexity Pro Searchの回答)

回答を下記にそのまま載せています、写真と写真のキャプションだけはわたしが書いていて、料理をしている工程とそのときの心に浮かんだことです。

ぶりの頭とアラを使ったぶり大根のレシピをご紹介します。以下の手順で作ると、風味豊かで美味しいぶり大根が完成します。

材料(3〜4人分)

  • ぶりのアラ … 750gほど

  • 大根 … 1本(約1kg)

  • 塩(下ごしらえ用) … 小さじ1強

  • 酒 … 200ml

  • 水 … 600mlほど

  • 砂糖 … 大さじ4 (60ml)

  • 醤油 … 大さじ5 (75ml)

  • ゆずの皮(せん切り) … 少々(お好みで)

作り方

1. ぶりアラの下ごしらえ

  1. ぶりのアラをボウルに入れ、全体に塩をふって15分ほど置きます。

  2. 臭みを取るために、アラをボウルに移し、熱湯をかけて霜降りにします。箸でひと混ぜしたらすぐに水を流し入れて冷まします。

  3. 手が入る温度になったら、流水で皮のぬめりや残ったウロコ、血合いの汚れを洗い落とします。

全体に塩をふって15分置きました。すでにボウルに入っているので、次の工程の「臭みを取るために、アラをボウルに移し」がわかりませんが、このボウルのままやってみます


熱湯をかけて、霜降りがよくわからなかったけど、菜箸で一混ぜしてすぐに水を流し入れて冷ましました


流水で皮のぬめりや残ったウロコ、血合いの汚れを洗い落としました

2. 大根の準備

  1. 大根は皮を厚くむき、2〜3cm幅の半月切りにします。細ければ輪切りでもOKです。

  2. 面取りや下ゆでは必要ありません。

3. 煮込み

  1. 大きめの鍋の底に大根をできるだけ重ならないように並べます。その上にぶりのアラを広げ入れます。

  2. 鍋に酒200mlと水600mlを加え、具材の8割ほどの高さまで水分を加えます。水が足りない場合は追加してください。

  3. 中火にかけて煮立たせます。煮立ったら、砂糖を加え、次に醤油を加えます。

  4. 落し蓋をして、弱火で30分ほど煮ます。大根が柔らかくなり、味が染み込んだら完成です。


鍋がなかったのでフライパンに半月切りにした大根を敷きました。重ならないのは無理だったので2層になりました。大根半分しかなかったのですが、大根1本が重ならないように鍋底に並べられる鍋ってどんなサイズなんでしょう?


中火でに煮立つまで待ちました


砂糖を入れました、その後ちょっとだけ待って、すぐに醤油を入れましたが、砂糖で少し煮込むとか必要だったのかな

4. 盛り付け

  1. 器に盛り付け、お好みでゆずの皮をのせて香りをプラスします。


ゆずの皮がなかったので省略しちゃいましたが、美味しかったです!

ポイント

  • ぶりのアラはしっかりと下処理を行い、臭みを取り除くことが重要です。

  • 大根は下ゆでせずに直に煮始めることで、味がしっかりと染み込みます。

  • 調味料は砂糖→醤油の順に入れると、味が均一に染み込みやすくなります。

このレシピを参考にして、美味しいぶり大根を作ってみてください。

Citations:


[1] https://www.sapporobeer.jp/feature/recipe/0000001181/
[2] https://www.sirogohan.com/recipe/buridaikon/
[3] https://cookpad.com/recipe/4257128
[4] https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1580000875/

完成したぶり大根

とっても美味しくできました。煮汁がもったいないなというくらい美味しかったので、当日うどんを入れて、翌日もうどんを入れて、堪能しました。

美味しくいただきました。煮汁も美味しかったので、うどんまでした。

Perprexityに追加で質問

ほんのごくわずかにアラの中に臭みを感じる部分があったので、白ネギの青いところとか生姜とか入れたらよかったなとおもって、追加で質問してみました。

この検索結果はこちら

生姜やネギなどの香味野菜を入れたり、料理酒の代わりに日本酒を使うとよいみたいなので、次はそうしてみようと思います。

次回のぶり大根調理の際に、生臭さをさらに軽減するためのポイントをいくつかご紹介します:

  1. 下処理の強化

    • ぶりのアラを冷水でよく洗い、表面のヌメリや血を丁寧に取り除きます[1][2]。

    • その後、塩を全体にまぶし、10分程度置いて余分な水分と共に臭みを引き出します[1]。

  2. 霜降り処理の追加

    • 塩抜き後、80℃程度の熱湯をアラにサッとかけ、すぐに冷水で冷やします[1]。

    • この工程で表面のタンパク質が固まり、臭み成分が取り除かれます。

  3. 酢を活用

    • 霜降り後、薄めた酢水(水1カップに対して酢大さじ1程度)で軽く洗います[2][3]。

    • 酢の酸がアルカリ性の臭み成分(トリメチルアミン)を中和させる効果があります。

  4. 日本酒の使用

    • 調理時に日本酒を加えることで、臭みが軽減され、ぶりの旨味が引き立ちます[2]。

    • 料理酒ではなく、飲用の日本酒を使うとより効果的です。

  5. 調理時間の調整

    • ぶりのアラを煮込む時間を少し長めにし、旨味をしっかり引き出すことで、臭みを感じにくくなります。

  6. 香り付けの工夫

    • 煮汁に生姜やネギなどの香味野菜を加えることで、魚の臭みを抑えられます。

これらのポイントを組み合わせることで、より美味しく、生臭さの少ないぶり大根を作ることができるでしょう。特に下処理の段階でしっかりと臭み取りを行うことが重要です。また、最後の仕上げにゆずの皮を加えるなど、香りで臭みを感じさせない工夫も効果的です。

Citations:
[1] https://news.allabout.co.jp/articles/o/57403/
[2] https://kisetsumimiyori.com/burinokusami/
[3] https://www.tobaya.com/blog/healthy/20231017-trimethylamine/
[4] https://mi-journey.jp/foodie/45279/
[5] https://www.kurashiru.com/articles/ef8260ec-02ec-49ca-8359-3f84c990afb0

レシピを書いた人の立場になると、AI検索エンジンの結果だけで、料理ができるのは、複雑な気持ちですが、AI検索エンジンを理解するためにも、これからも試していきたい。

著作権の問題もありますが、一般的なサイトオーナーは、自分のサイトに来て欲しいという期待を持って記事を書いているのに、それを読むのはAIだけで、AI検索エンジンの検索結果で必要な情報が得られるので、ソース元を確認するときにしか、自分のサイトに来てくれない、むなしさも課題かなぁと。

そういうことも含めて、時代が変わっていくんだろな。

あ、OpenAIからもAI検索エンジン「SeachGPT」のプロトタイプがでるみたいですね。使えるようになったら使ってみようと思う。


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