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夢は思い出すもの


約一年前、私は自分の夢を思い出しました。


それから今まで、夢を叶えて将来ありたい姿に近づくために、今までの生き方を変えると決心して主体的に行動をしてきました。

※夢の詳細については、以前にまとめていますので、お時間あれば読んでいただければうれしいです。


「夢を思い出す」という感覚について、しっくりきますでしょうか?

昔の私は、夢は将来どこかで見つかるもの、もしくはがんばって見つけるものだと思っていました。

でも今は、私の感覚としてはっきりと断言できます。

夢は、見つけるものではなく、いつか思い出すものです。


よくよく考えてみれば、こどもの頃って「宇宙飛行士になりたい!」「プロサッカー選手になりたい!」というように、一人一人自分の夢をもっていましたよね。

でも、大人に近づくにつれてだんだんその思いは薄れていき、いずれ忘れてしまいます。

みんな夢をもっていたはずなのに、どこかで忘れてしまうんです。

そして大人になり、ふとした瞬間に今までに経験した記憶や感情がむすびついて思い出され、自分の夢というかたちで確信的に自覚されます。

これが、夢を思い出すということです。


夢はどこかにあってまだ見つけられていないのではなく、実は自分の中にあったんです。


私自身、夢を思い出したときは、かるい鬱状態の中でずっと一人悩んでいた時でした。

無限にも思える時間でしたが、ある時以下のような昔の記憶がむすびついてよみがえってきました。

・自分の将来に絶望していた時に、居場所になってくれた人たちの姿。
・就職活動で悩んでいる友人の相談にのって、少し元気を取り戻してくれたときのうれしさ。
・就職活動をしていた時期に、自分の夢や軸が無くて自分に自信を持てず、つらかったこと。
・祖母が亡くなったときに何もしてやれなかった無力感と悔しさ。

最終的にこれらがまとまって昇華され、はっきりと自分の夢「はたらく人の味方になる」として自覚することができました。


夢を思い出すまでの私は、ぐるぐるとずっと悩んでいました。

でも今は、そんな昔の自分に言ってあげたい言葉があります。



今の時点で夢や自分のやりたいことがわかっていなくても大丈夫。

焦って夢ややりたいことを探さなくていいんだよ。

それは、まだその時が来ていないだけだから。

いつか自分の夢を思い出せる時がくるから。

その時を楽しみにして、いまは生きてみようよ。



その「時」は人によってさまざまで、早い人もいれば遅い人もいる。

ただそれだけだと思います。


私自身、夢を思い出すまでには長い時間がかかったように思います。

ですが、今はこうして未来に夢をもち、日々充実した時間を過ごせています。


夢は、見つけるものではなく、いつか思い出すもの。


人生は、いきなり動き出すことがある。

私はその「時」を体感したから、自信をもって断言できます。


それではまた!(^^)/

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